箱根の山の上、登山鉄道の終点・強羅にミッションスクールがあります。通学の朝、登山鉄道の1両目には、6年生と1年生が乗るのが昔からの学校の決まり。1年生のお世話は6年生のお務めです。箱根の山に学校ができたのは戦時中の昭和19年。東京の白百合高等女学校の疎開校舎として建てられましたが、戦後、新しい女学校として独立しました。学校ができて70年あまり、卒業生は4000人。箱根を支える女性も数多く学んだ山の学校です。 ※函嶺白百合学園は、2021年より小学校の児童募集停止となりました。 (この動画は、2014年に放送したものです。)