25人の白雪姫[編集] むかしむかし、ある森の奥に、立派なお城がありました。王様は数年前に亡くなっており、陛下のお后が地域一帯をお治めになっておりました。 お城には不思議な鏡があり、国の宝としてお后だけがその使用を許されておりました。かつては東方の皇帝が持っていたと言われ、世界を観、それを映し出し、語りかけることができました。 ある日、お后は聞きました。 「鏡よ鏡。世界で一番美しいのは誰だ?」 すると、鏡には溢れんばかりにたくさんの乙女たちが映し出されました。 「女王様。世界で最も美しい方は25人います。その名は、ナターシャ、ローラ、エリザベト、ミシェル、ジェーン、セシリア、アンネ、ファナ、ビビアン、サーシャ、カトリーヌ、キンバリー、ドミニク、エリーゼ、ダイアナ、エディット、メリンダ、ペアトリクス、ブリジット、ルーシー、ジュリア、フランシスカ、ケリー、イリーナ、マリです。順不同でございます