ブックマーク / globe.asahi.com (13)

  • アゼルバイジャンとアルメニアの戦闘に、世界が振り向いた 日本も無関係でないその背景:朝日新聞GLOBE+

    7月に衝突を起こしたのは、コーカサス地域にある国、アゼルバイジャンとアルメニアだ。軍同士が国境の街で衝突、その後も断続的に双方の攻撃が続き、少なくとも20人の犠牲者が出たとされている。きっかけは明らかになっておらず、お互いが相手側から先に攻撃して来たと主張している。 アゼルバイジャンの中には、アルメニア人が多数派を占める「ナゴルノ・カラバフ自治州」という地域があり、彼らが1980年代後半にアルメニアへの併合を求め武装闘争を開始した。やがて起きた両国間の軍事衝突はソ連崩壊後には全面戦争に発展、約3万人が犠牲となり、約100万人が難民や国内避難民になった。94年にロシアの仲介で停戦に至ったが、今もアルメニアが同自治州とその周辺地域を含むアゼルバイジャンの20%を占領している。 バクー市内とカスピ海を一望できる高台にある「殉教者の小道」。ナゴルノ・カラバフ紛争などで犠牲になった人々を偲ぶ墓標が並

    アゼルバイジャンとアルメニアの戦闘に、世界が振り向いた 日本も無関係でないその背景:朝日新聞GLOBE+
  • 「東洋人らしいセーラームーン」に思う外国人が求める「日本人らしさ」:朝日新聞GLOBE+

    先日、ドイツ在住のライターの雨宮紫苑さんが、アニメのキャラがドイツ語英語などの外国語を使う場合は、外国で見ても違和感のないように、正しい外国語が使われるべきだと書きました。実際には文法がおかしかったり、発音がおかしかったりするため、たとえば英語圏の国やドイツでアニメを見た時に、現地の人が気持ちよく見られないそうなのです。 これに対してイスラム思想研究者でありアラビア語の通訳でもある飯山陽さんが「母国語に外国語を混ぜて使う方が、むしろ世界標準だろう。フランス人が「タタミ」を動詞として使うことや、寿司が世界中で「スーシー」であることも、雨宮氏は「適当」「残念」と馬鹿にするのだろうか?/ 「外国語の扱いや外国人の扱いが適当だなぁ」と改めて痛感。」とつぶやきちょっとした論議になりました。 「日人なのだから日語を使うべき」という発想 外国人が日のアニメを見た時に「アニメのキャラクターが話す外

    「東洋人らしいセーラームーン」に思う外国人が求める「日本人らしさ」:朝日新聞GLOBE+
    naryk
    naryk 2020/06/04
  • 順調な民主化、その先にポピュリズムが来た ハンガリー、経済の分断が生んだ危機:朝日新聞GLOBE+

    ハンガリーの国会議事堂。19世紀ネオゴシック建築の傑作で、ブダペストのシンボル。国会は一院制で、フィデスが過半数の議席を占める=ブダペスト、国末憲人撮影

    順調な民主化、その先にポピュリズムが来た ハンガリー、経済の分断が生んだ危機:朝日新聞GLOBE+
    naryk
    naryk 2020/01/27
    富裕層と貧困層の結託って、由緒正しいボナパルティズムだよな。親オルバンは主に民族の歴史とアイデンティティの問題から語るのに対し反オルバンは経済的背景を語るというのは世界観の違いが出てて興味深い。
  • 世界が無視できない「権威主義的ポピュリズム」、こんな人たちが支えている:朝日新聞GLOBE+

    ハンガリー総選挙での勝利を受けて支持者を前に演説するオルバン首相(中央)=2018年4月、ブダペスト、吉武祐撮影 「権威主義的ポピュリズム」は、旧東欧諸国やロシア、トルコなど、いったんは欧米型のリベラル・デモクラシーを目指そうとした国々に近年目立つ。その典型例が、今年発足10周年を迎えるハンガリーのオルバン政権だ。強権ぶりを発揮して国内の改革を次々と断行する一方で、EUなどとは鋭く対立する。 ハンガリーは冷戦時代、社会主義陣営の改革派として知られ、1989年の東欧革命もいち早く国境を開くなど、民主化の先頭に立ってきた。なのに今は、逆に権威主義ポピュリズムの急先鋒(きゅうせんぽう)だ。2010年に権力を握ったオルバン政権が、EUの意向を無視する形で難民を排し、憲法裁判所の権限を縮小し、教育の規制を強化する。 オルバン・ヴィクトル首相自身がかつて、民主化の闘士として改革派の若手グループを率いた

    世界が無視できない「権威主義的ポピュリズム」、こんな人たちが支えている:朝日新聞GLOBE+
    naryk
    naryk 2020/01/27
    「日本もこれ」ではない。鉄のカーテンの東側という固有の歴史的文脈・体験が大きな影響を及ぼしてることがわかった。単純化しちゃえば反ソ連=反帝国=反EU=反グローバルということ。右派が親米ネオリベの日本とは違う
  • 1世紀かけても終わらない ラテン語辞典づくりに生涯をかける人たち:朝日新聞GLOBE+

    ラテン語辞典TLLの資料庫と編集責任者のミヒャエル・ヒッレン=2019年11月22日、ドイツ・バイエルン州の州都ミュンヘンにあるバイエルン科学アカデミー、Gordon Welters/©2019 The New York Times

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    naryk 2020/01/11
    1つの言語の「完全な」辞典を作る試みってこれ以前にあったのだろうか。ネイティブ話者が全滅して一応「死んだ」とみなされた古典語だからこそできる作業だけど
  • どんどん寿命が短くなるアメリカ人 専門家「この国で何かが起きている」:朝日新聞GLOBE+

    白人層の中に薬物中毒やアルコール依存症などに苦しみ、「絶望死」する人たちが増えているという(写真は文と関係ありません。写真はpicture-alliance/dpa/AP Images)

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    naryk 2020/01/08
  • ソレイマニ司令官殺害と米イラン関係の行方:朝日新聞GLOBE+

    2020年が始まって3日しか経っていないが、いきなり今年最大級のニュースが飛び込んできた。トランプ大統領の命令の下、バグダッド空港近くにいたイランの革命防衛隊クッズ部隊(Quds Force:コッズ部隊、クドス部隊、ゴドス部隊などとも表記する)司令官のソレイマニと、イラクの親イランシーア派民兵組織であるカタイブ・ヒズボラの指導者であり、イラクのシーア派民兵の連合体である人民動員隊(PMU)の副司令官であるムハンディスが殺害された。バグダッド空港には米軍の施設もあり、カタイブ・ヒズボラがミサイル攻撃を仕掛けている中で、ドローンによる攻撃でソレイマニとムハンディスが殺された。イランウォッチャーはもちろんのこと、欧米の国際政治の専門家たちは一斉にこのニュースに反応し、今後の中東情勢の見通しが立たなくなり、イランとアメリカの対立が急速にエスカレートしていくことの不安に包まれた状態にある。 現時点で

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    naryk 2020/01/04
  • バイデン氏も吃音に悩んだ 誤解と無理解を超えるために、当事者が考えたこと:朝日新聞GLOBE+

    バイデン氏が手紙に記した「何も恥じることはない」 私の母がつけていた育児日記の3~4歳の欄に「どもりがよくならない」と記されている。 小学校では国語の教科書朗読が大嫌い。最初の一言がうまく出ず、椅子の上で尻を浮かせ、落とした弾みで言葉を絞り出した。吃音の随伴症状だったが、同級生によくからかわれた。母に手を引かれ、別の学校であった「ことばの教室」に通うのも嫌でたまらなかった。 成長するにつれ、ほとんどどもらなくなったが、電話は鬼門だった。「もしもし」と言われても、最初の言葉が出るまで時間がかかり、微妙な間(ま)があいた。新聞社に入社後、上司に「電話が苦手」と伝えると、けげんな顔をされた。 政治家、学者、作家……。吃音の著名人は枚挙にいとまがない。 【もっと知る】あの人もそうだった この作品も扱った あの田中角栄もその一人。抑揚のある演説で聴衆を魅了し、首相にまで上り詰めた。「まあその~」の

    バイデン氏も吃音に悩んだ 誤解と無理解を超えるために、当事者が考えたこと:朝日新聞GLOBE+
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    naryk 2019/11/20
  • 人間が深層学習のAIを理解できないのには、理由がある:朝日新聞GLOBE+

    【特集】「『予測』という名の欲望」全記事はこちらから読めます ■人間にはAIの考えが分からない? ――ディープラーニングは、大量の「教師データ」を読み込み、入力する変数と、出力する変数との間の関係を見つけ出します。その関係が分かれば、新たなデータを入力したとき、出力が予測できるというわけですが、なぜ人間はそのプロセスを理解できないのでしょうか? おもにふたつの要因があります。質的なものと、量的なものです。量的な問題は、すごくシンプルです。ディープラーニングの内部で動くパラメータ(母数:システムの内部で動く情報)が多すぎるので、その大量・複雑なデータを人間の直感につなげることが難しい、という話です。最近は、多いものでは1億個を超えるパラメータから出力を予測します。じゃあ、その1億個をざっと人間が見てなにか分かるのかといえば、分からない。これが基的に起こることです。 ――大量の変数という意味

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    naryk 2019/11/17
  • 公園を埋め、そして消えたイラン人 あの波は日本に何をもたらしたか:朝日新聞GLOBE+

    代々木公園の入り口は、多くのイラン人でごった返していた=西山毅・写真/文 「東京のキャバブのけむり」(ポット出版発行、径書房発売)より ■欧州に渡った 2人の明暗 2001年秋から04年春までテヘランで暮らした私にとって、イラン人は親日家という印象が強い。だれもがテレビドラマ「おしん」(*1)を知っているし、「ヒロシマ」を口にする。 (*1)1983年~84年に放映されたNHKの朝ドラ。戦中、戦後の混乱期を生きる女性を描いた。イランではイラクとの戦争中に放送されて共感を呼び、放送中は街から人影が消えるほどの人気に。 それだけに、1990年代初めに起きたことが心のどこかにつかえていた。当時、メディアは「公園がイラン人に占拠された」とセンセーショナルに報じた。変造テレホンカード(*2)や薬物取引など犯罪がらみの報道ばかり目立った。 (*2)公衆電話用のプリペイドカード。国際電話ができるカード式

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    naryk 2019/06/10
  • 生徒の欠席に悩む学校、洗濯機置いたら劇的に改善した:朝日新聞GLOBE+

    ケンタッキー州ルイビルにあるファーンクリーク高校の新しい洗濯室=Jai Wilson via The New York Times/©2019 The New York Times。洗濯機をはさんで、学校の担当スタッフ(右)から室内の説明を受ける生徒たち

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    naryk 2019/05/25
  • 傷んだ地方都市―ルーベの長い黄昏 -- 朝日新聞GLOBE

    欧州はどこへ――岐路のフランス大統領選を追う 遠藤乾・北大教授の現地報告(3) 遠藤乾・北海道大学教授は、前回報告したポピュリスト政党「国民戦線」(FN)の拠地エナンボモンから、さらに北に向かいました。今回は、ベルギー国境に近い移民の街ルーベからの報告です。(編集部、文敬称略) 地図のリンク先はこちら。 ――♪――♪――♪――♪――♪――♪――♪――♪――♪――♪――♪――♪―― ルーベの街=撮影・遠藤乾氏、以下も エナンボモンからリールを挟んでさらに北側へ車で45分、ベルギー国境近くのルーベに入ると、街の雰囲気はがらりと変わる。 繊維業で栄え、フランスのマンチェスターと言われた輝かしい過去の栄光を優雅な市庁舎が物語る一方、ここは全仏で最も貧しい町と烙印を押され、人口は19世紀末の最盛期から4分の1ほど減り、9万5千人になった。実に45%もの住民が貧困ラインを下回るなか、犯罪率は全仏平

    傷んだ地方都市―ルーベの長い黄昏 -- 朝日新聞GLOBE
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    naryk 2017/04/17
  • リヨンに漂う不安 -- 朝日新聞GLOBE

    欧州はどこへ――岐路のフランス大統領選を追う 遠藤乾・北大教授の現地報告(1) パリから新幹線で2時間。冬の古都リヨンはどんよりと曇っている。 リヨンの風景。旧市街は世界遺産に登録されている=国末憲人撮影、以下も 去る2月4-5日、フランス大統領選挙の主だった候補者が集結した。第1回投票における支持率でトップを走っていた国民戦線(FN)党首のマリーヌ・ルペンは、必ずしもFNの地盤が盤石でないリヨンを、選挙戦キックオフの場所に選んだ。彼女を追走する他の候補者のうち、スキャンダルの火の粉をのけるのに忙しい中道右派のフランソワ・フィヨン元首相は姿を見せなかったものの、中道のエマニュエル・マクロン元経済産業デジタル相、ジャン=ルック・メランション元職業訓練相が、同じ場所、同じ週末、彼女に挑戦状を叩きつけにやってきた。 駆け足の取材でもわかることがある――熱気だ。 リヨンで開かれた国民戦線の大統領候

    リヨンに漂う不安 -- 朝日新聞GLOBE
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    naryk 2017/04/03
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