シマノ・アルテグラ「R8000系」の登場に合わせて、ロード用ホイールシリーズへ新たに「WH-RS500」が追加された。価格を抑えつつ上位グレードを踏襲した設計が特長だ。各部のディテールを紹介しつつ、実走インプレッションをお届けする。 軽量性、耐久性を両立したチューブレス対応 Photo: Shusaku MATSUO WH-RS500は現行のR8000系アルテグラとは名前とナンバーこそ違うものの、同グレードとしてラインナップ。フロント16本、リアは20本のエアロスポーク組や、ハブフランジなど、上位コンポーネントに引けを取らない設計となっている。左右非対称のオフセットリムも採用し、駆動効率にも優れる。 対応するタイヤはクリンチャータイプのほか、ロードチューブレスも使用可能。よって、リムにはスポーク穴が無く、ニップルの調整は外側で行う。ハブにはデジタルアジャストシステムが採用。キャップを外し、