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ブックマーク / yamdas.hatenablog.com (5)

  • はてな出身の文筆家をざっと30人挙げてみる - YAMDAS現更新履歴

    [追記はじまり] 予想通りと言うべきか、はてなブックマークにてリストから抜けた方を何人も紹介いただいた。中には、何で自分で入れなかったのか不思議になる人も含まれており、5人だけ追加させてもらった(タイトルも人数を変更した)。それでもまだ足らないと思うが、一応ここまでとさせてください。 2021年7月にこれの続編となるエントリを公開しました。 [追記おわり] 少し前に、の編集者らしき方の「はてなブログにはあんまりおもしろい人がいない」という文章を読み、論旨には特に文句はないのだが、そもそもはてなブログやはてなダイアリーの書き手から物書きになった人って誰がいたっけと疑問が湧いた。 ワタシは過去はてなダイアラー単著紳士録なんてものを書いており、これを書いた2011年以降に出てきた人も含め、はてなブログ/はてなダイアリーを踏み台にして物書きになった代表的な人をまとめてみた。 条件としては、何より

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  • 小池一夫のツイートを見て思い出した筒井康隆の「作家にとってのよい文芸評論とは」 - YAMDAS現更新履歴

    『子連れ狼』、『修羅雪姫』などの漫画の原作者として知られる小池一夫のツイートがタイムラインに流れてきて、なるほどと思うところがあった。 ネットの匿名掲示板等を作家は見ない方がいいとツィートしたら、批判も受けとめての創作ではないかと反論が来たのだが、僕はそう思わない。元来、表現者は感受性が豊かだし、その匿名性を利用し、それを発言する事で何も失う物が無い者達の礼儀無視の罵詈雑言に心乱れない者など何処にもいない。— 小池一夫 (@koikekazuo) September 3, 2015 このツイートにすら、批判も受けとめて創作できるはずだろと迫るようなリプライがあって、なんだかなと思ったりする(なんでそれを他人に求める?)。 こないだピース又吉にタメ口でインタビューした女性記者の話で思い出した筒井康隆の「インタヴューアー十ヶ条」という文章を書いたのだが、そのとき久しぶりに『笑犬樓よりの眺望』を

    小池一夫のツイートを見て思い出した筒井康隆の「作家にとってのよい文芸評論とは」 - YAMDAS現更新履歴
  • 桐島、部活やめるってよ - YAMDAS現更新履歴

    桐島、部活やめるってよ (編BD+特典DVD 2枚組) [Blu-ray] 出版社/メーカー: バップ発売日: 2013/02/15メディア: Blu-ray購入: 6人 クリック: 326回この商品を含むブログ (112件) を見る 原作はインパクトあるタイトルゆえに興味を持っていたものの未読で、今回の映画化も元々は観るつもりはなかったのだが、観測範囲内で評判が良かったので、スクールカーストについての映画という事前知識だけに留め、ブログなどに書かれた評は一切読まないようにして観に行き、この文章を書いている。 正直、最初何かヤナ感じでこれはどうなるかと思ったら、「同じ場面を別の登場人物の視点から」という例の手法が反復され、そのたびにワタシも前のめりになっていった。何のことはない、最初スクールカーストの上の人たちの視点だったのが、徐々に下のほうのそれに移っていくんですね。 作の登場人物た

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  • 映画版『モテキ』がすごく良かったぜ! - YAMDAS現更新履歴

    モテキ DVD豪華版(2枚組) 出版社/メーカー: 東宝発売日: 2012/03/23メディア: DVD購入: 3人 クリック: 29回この商品を含むブログ (21件) を見る ドラマが大好きだったので、映画化が決定したときは素直に喜んだ。が、映画版における主人公の藤幸世がナタリーで働いているという設定を知ったとき少し不安になった。原作者の久保ミツロウさんがゲスト出演した MOK Radio は聞いており、この組み合わせ自体に不思議はない。ただ、映画版が内輪ノリで悪はしゃぎするような射程距離の短い作品になること、また特定のニュースメディアと結びつくことで作品世界が窮屈になることをワタシは危惧した。 最初リリー・フランキー演じる墨さんが「タクヤさん」と呼ばれてたのに苦笑いしてしまったが、作の設定は上に書いたような足かせにはなってなかったと思う。ワタシ自身はナタリーの仕事場を知らないので実

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  • 万引き犯人画像晒しで思い出した呉智英の「万引きテープと職業の貴賎」 - YAMDAS現更新履歴

    痛いニュース(ノ∀`):“万引きの犯人”として中学生2人の画像を店内に掲示 保護者の抗議で撤去、専門家「配慮を欠いた行為」 このニュースを見たときに、どこかで似た話を読んだ覚えがあったなぁと記憶を辿ったら、呉智英の「万引きテープと職業の貴賎」だった。 周辺情報を予め書いておくと、この文章は「月刊Be-Common」(日放送出版教会)に1991-1992年に連載された時評コラム「シニカルな暴論」の一篇であり、『サルの正義』に収録されている。 サルの正義 (双葉文庫) 作者: 呉智英出版社/メーカー: 双葉社発売日: 1996/07メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (21件) を見る 「万引きテープと職業の貴賎」は、1992年2月に、福島県いわき市の書店主が、横行する万引きに手を焼き、万引き犯人の映った監視カメラのビデオテープを「ザ・万引き」と銘打って販売したニュース

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