PlayStation 5は、いまだに、日本を含む多くの国で入手困難な状況が続いている。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)にとって、PS5の立ち上げ(ローンチ)は好調なものでありながら、課題もはらんでいる。 今回、ジム・ライアン社長兼CEOが単独インタビューに応じた。 経営トップに聞くPS5の生産状況からゲームコンソールビジネスの現状とは? そしてライアンCEOの口からは、新たに「PS5世代向けのVRデバイス」提供計画が正式に始まったことも語られた。詳細をお伝えする。 PS5の新プラットフォームとしての立ち上がりの状況はどうなのか? ライアンCEOは好調さをアピールする。 「2020年のホリデーシーズン(年末)には、全世界で450万台のPS5を販売しました。これは、(PS4の発売年である)2013年に販売した全てのPS4よりも多い数です」 ただ、それだけを販売しても、世界