我々が生きていく上で最も重要と言っても過言ではない『食』。この食の大部分を支える産業が「農業」だ。そんな農業で働く人たちがどのような環境下に置かれているか、読者のみなさんはご存知だろうか。 実は昨今、農業領域において様々な課題が浮上している。この課題の影響から、毎年新規就農者(新しく農家になった人)のおよそ3割が離農(農業を辞めている)。 卸売業においても離農の影響で生産量が安定しない課題があり、この課題は消費者からすると野菜の高騰にも影響が出てくるのだ。このように、農業領域が安定しないことによる弊害も多いという現状がある。 そんな農業領域の課題、特に新規就農者が直面する様々な課題を解決すべく立ち上がったサービスが存在する。その名も「LEAP」。2019年秋に正式オープンとなるサービスだ。この「LEAP」を立ち上げたseak株式会社代表取締役社長の栗田紘氏は、5年前まで全くの農業未経験者だ