組織を率いるマネジャーの人たちの悩みは尽きない。さまざまな課題があるだろうが、彼らのマネジメントの主たる目的は、いかにメンバーのやる気を引き出して、チームを成長させるかという点で共通するのではないか。 ただし、目的を成し遂げるためのアプローチはマネジャーによってまるで異なる。そして、多くのマネジャーはそのやり方を誤り、大失敗しているのが現状だろう。 『25年間「落ちこぼれチーム」を立て直し続けてわかった マネジャーとして一番大切なこと』(ダイヤモンド社)の著者であり、かつてはプルデンシャル生命保険で全国トップクラスのチームを作り続け、現在はコンサルティング会社などを経営する八木昌実氏に組織マネジメントの本質を語ってもらった。 全国トップの営業マンがぶち当たった壁 八木氏: プルデンシャルの前に勤めたハウス食品工業のころから、営業には自信がありましたし、成績も良かったです。自分では全国一だと
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