男も35歳ともなると、仕事でもある程度責任のある立場になり、結婚や子供の誕生といった人生の次のステップを歩み……と、言いたいところだが、中には次のステップへと踏み出せずに迷走し始める男性も少なくない。その具体的な迷走ぶりを紹介していこう。 ◆自伝出版、作詞・作曲……自分語りが止まらない 森嶋健吾さん(仮名・37歳・独身) さまざまなツールを駆使して自分語りに忙しい男性も。都内在住の森嶋健吾さんは、37歳にして自身の“自伝小説”を執筆&自費出版した。独身の気安さもあって、2年前に脱サラし、現在は経営する都内の居酒屋で自伝の販売も行っているのだとか。 「すべてのきっかけはfacebookの書き込み。これまでの自分の恋愛観や青春の思い出、人生そのものを振り返った日記を書き溜めているうちに、生き迷っている若い人たちにも読んでほしいと思って、自費出版を決意したんです。内容は基本フィクションの設定です