多くのモバイルゲームではイラストの魅力を上げるために「豪華な印象」が求めらます。イラストの密度を上げるのも有効ですが、描き込み過ぎると画 面がゴチャつき、見せ場が伝わらないことも。 そんなときは「粗密感」をコントロールして、スッキリと魅せどころを整理しましょう。 今回は、「粗密を使った視線誘導」をテーマに、ワンランク上のイラスト制作テクニックをご紹介します。作品が持つ魅力を最大限に伝えるポイントを学びましょう。 粗密とは あまり日常生活では使いませんが、イラストでは頻出の「粗密」。 例としてドットの画像を使って理解しましょう。 粗密が一定の場合 △平均的に並んだドット(サンプル画像) サンプル画像はドットが平均的に並んでいます。パッと見た時に平坦に見え、とりわけ目を引くところがない画にですね。 「密」による視線誘導 画面中央にドットをたくさん配置し、密度の高い部分を作りました。 先程の画像