東日本大震災直後より,世界各国・地域から日本に対して数え切れないほどの励ましのメッセージをいただき,支援の手が差し伸べられました。また,お見舞いのメッセージ,義援金の寄付や支援物資の提供に加え,各国・地域から支援チーム等派遣の申し出が多く寄せられ,すでに20を超える国・地域・国際機関の支援チームが被災地を訪れました。今回はあくまでもその一部となりますが,海外から派遣された支援チームの活躍について紹介します(日付は断りがない限り2011年です)。 震災後約2ヶ月間で,23の国と地域からの緊急援助隊や医療支援チームが日本を訪れ,被災地を中心に活動してきました。また,災害援助を調整する国連人道問題調整部(UNOCHA),国連食糧農業機関(FAO),国際原子力機関(IAEA),国連世界食糧計画(WFP)などの国連機関の専門家チームなども次々に来日しました。各国・地域が派遣した支援チームは,日本の警