新日本プロレスで〝虎ハンター〟の異名を取った名レスラーの小林邦昭さんが9日に死去していたことが分かった。68歳だった。 小林さんは1972年に新日本プロレスに入門。翌年2月にデビューし、80年からメキシコに武者修行した。82年に帰国すると、初代タイガーマスクとの抗争で一躍ブレークした。
スペインの300年の歴史を持つ教会で、天使像の修復が大失敗に終わり、文化遺産保護団体が「修復とは言えない」と激怒し、悲惨な天使像の写真をXに投稿。解決策が見つかるまで教会が閉鎖された。スペイン紙エル・パイスが先日、報じた。 マドリードの北東、ソリアにあるエルミタ・デ・ヌエストラ・セニョーラ・デル・ミロンにあるバロック様式の教会は1725年に建設された。内部にはいくつもの天使像が飾られている。そんな歴史的建造物が議会や専門家の承認なしに大規模修繕が行われた。「ライセンスを持っていない」業者によって、天使像の修復は大失敗に終わった。 もともと繊細に作られた天使像は、全身が粗雑に白く塗り直され、真っ赤な唇と太い眉毛、シンプルな顔立ちとなった。近くに飾られている、修復されていない像と比較すると、修復の悲惨さが際立つ。 文化遺産保護団体「ソリア・パトリモニオ」は修復に激怒し、Xに「何をしたんだ?」「
れいわ新選組の山本太郎代表が16日、都内でゲリラ街頭演説会を行い、公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の疑いで警視庁から家宅捜索を受けた黒川敦彦代表率いる政治団体「つばさの党」に言及した。 山本氏はつばさの手法に関して、「いろんな候補者のところに凸っていくというか、要は質問に答えろっていうことで、街宣やっている場所に入り込んできて、向こうもマイクでガーガーやって、やり取りになると。選挙妨害じゃないか、いや、ならない、向こうも立候補者だからというややこしい話」と状況を説明した。 そのうえで山本氏が凸された場合の対処について、「彼らは質問に答えたら帰るって言っているんでしょ。じゃあ、さっさと質問してもらいますよ。だって皆さんにも質問してくださいって言っているわけだから。彼らにも質問しに来た場合には権利がある。なので、来たから隠れるとか意味不明です。そんなことやっているから、いたちごっこになる。さっ
吉本興業を契約解除された元「プラス・マイナス」岩橋良昌と女優・真木よう子の〝エアガン事件〟が話題となっている。 岩橋が19日、X(旧ツイッター)でフジテレビ系「だれかtoなかい」の公式Xを引用ポストし、出演者の中に「俺をエアガンで撃った人」がいると告白。すぐさま真木の名前がバレ、SNS上で騒然となった。 当の真木はTiKTоKのライブ配信で「エアガンやってねぇってんだよ」「すごいね、エアガンのこと信じてる人いるんだ。すごくない?」などと疑惑を完全否定。これに岩橋が再び噛みつき収束不能となっている。 真相はともかく、世間が驚いたのは「エアガン」が唐突に出てきたことだろう。普通の生活を送っていたら、まず出会わない代物。ところが、芸能界やTV業界では〝身近な存在〟だったという。 証言するのは、元放送作家の長谷川良品氏。24日に更新した自身のユーチューブチャンネルで25年以上前の話として「私自身、
違法薬物問題で逮捕者3人を出した日大アメリカンフットボール部の廃部が決まり、波紋が広がっている。11月30日には同部現役部員や、長年のライバル関係にある関西学院大OBが撤回を求めて署名を日大に提出した。アメフト界の大混乱をパイオニアはどう見るのか。現役時代にNFLヨーロッパで活躍し、現在はパーソナルジム「JPEC TOKYO」の代表取締役を務める河口正史氏(50)が取材に応じ、廃部決定を厳しい言葉で一刀両断した。 ――廃部が決定した 河口氏(以下、河口)むちゃくちゃだなと思ってます。大麻を吸った本人と部の責任者、隠ぺいした人がペナルティーを受けるのはわかる。だけど、クラブ自体がなくなるのは意味がわからない。何もやっていない部員は今後どうなるのか。 ――以前のインタビューでも、連帯責任は不要だと述べた 河口 その考えは変わらない。一つは廃部になって、大麻を使用していない部員は今後どうするのか
日本テレビの系列局「日本海テレビ」(鳥取市)の幹部社員が、チャリティー番組「24時間テレビ」の寄付金など1118万2575円を着服したとして、同局を懲戒解雇されていたことが28日、わかった。 日本海テレビを11月27日付で懲戒解雇となったのは、元経営戦略局の局長。元局長は会社の調べに対し、「24時間テレビ」の寄付金から計264万6020円を着服していた。このほか、会社の売上金853万6555円も自らのフトコロに入れていた。 日本海テレビは公式ホームページのトップ画面に「弊社元幹部社員の不正について」と題して公表。28日に鳥取警察署に被害届を提出した。 日本海テレビはHPで「寄付金の着服は、一般の皆様から寄せられた善意を踏みにじって私腹を肥やした行為」と断罪。 続けて「弊社は責任をもって保管すべき皆様の浄財が着服されるのを10年間、見落としてしまいました」と報告。元局長が単年ではなく、10年
息子にオンラインゲーム「フォートナイト」で負けた父親が額にフォートナイトというタトゥーを入れられた。その一部始終がTikTokとインスタグラムで公開され、2000万回以上、再生されている。 米インディアナ州フォートウェイン在住のドニー・マンコさん(52)が息子メンフィスさん(23)と賭けをした。フォートナイトで負けた方が顔にタトゥーを入れるというものだ。ドニーさんが負け、すぐにタトゥーパーラーに行き、ゲーム名のロゴのタトゥーを入れた。メンフィスさんがその過程の動画をSNSにアップした。 ドニーさんの妻は「なぜ自分のクソみたいな顔にそんなことをするの?フォーナイト?」と激怒。視聴者は「ウソでしょ。おそらく自然に消えるヘナタトゥーでしょう」「狂気の沙汰だ」「絶対に後悔する」とコメントを書き込んでいる。 しかし、タトゥーアーティストのメンフィスさんは「本物のインクを入れた」と述べた。また、同じく
ジャニーズ事務所に所属していたメンバーで結成された「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が4日、都内で会見を行った。被害者救済を要請するなどしたこの会見の模様は、メディアで大きく取り上げられた。 会見では近く刑事告発する意向も示した。その内容などについて、東京新聞記者でユーチューブチャンネル「Arc Times」の望月衣塑子氏が、厳しめの口調で質問。「刑事事件で適切にやれば、皆さんが対話をする以上の…」などと話していたところで、突如会場の端から壇上に一人の女性が現れた。 ジャニー喜多川氏の性加害を訴え、当事者の会に理解と協力を表明して参加していた俳優の服部吉次氏の妻で、女優の石井くに子氏だ。マイクを取り「望月さんわかるんだけどさ、被害者なの」と言って制止した。 続けて「苦しいの。逃げるのだって精いっぱいなのに、戦えっていうのは無理なのよ。死にたいくらいに苦しいんだって!」「私だって服部が言って
北海道を震撼させた〝忍者グマ〟が東京で人間に食べられていた――。2019年からの4年間で牛66頭を襲ったヒグマ「OSO(オソ)18」が、先月30日に釧路町でハンターにより駆除されていたことがDNA鑑定により判明。さらに驚くことに、その後一部はジビエ肉として流通し、すでに食通たちの胃袋に消えていたことが分かった。 北海道釧路総合振興局は22日、釧路町で駆除されたクマが検体の体毛のDNA鑑定により「OSO18」と断定されたと発表した。ただ駆除後のクマは、すでに地元のジビエ業者によって解体され、全国各地の飲食店などに発送されていた。 「まさか目の前の肉があの〝OSO18〟だったとは…」。東京・人形町のジビエ料理専門店「あまからくまから」の店主・林育夫さん(58)が興奮気味に振り返る。 林さんによると、店が営業中だった21日夜、取引先の北海道・白糠町のジビエ業者から「林さん! この前送ったクマ肉だ
お笑いタレントの野沢直子(60)が16日、ニッポン放送のラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」にゲスト出演した。 野沢は現在、米国のサンフランシスコに在住している。そこで「ナイツ」の塙宣之が「大谷翔平って、そんなアメリカで人気ないよって言う人がいるんですけど、メチャクチャ人気ありますよね?」と質問。すると野沢は「なんか若干炎上したら、イヤなんだけど…」と前置きしたうえで、こう回答した。 「人気あるんだけど、なんかその野球自体が…。野球好きな人は野球見るんだけども、なんかやっぱりさ、アメリカってさ、バスケとアメフトなわけよ。だからそこら辺(バスケットとアメフト)はキラキラしてるんだけど、野球ってそこに比べると、ちょっと地味なスポーツっていう印象があるから」 日本では毎日、テレビや新聞で大谷翔平のことが大きく報道されているが、米国では「確かにみんなショウヘイ、知ってるんだけど、温度差があるかな
高知県土佐市の地域おこしを巡ってSNSで炎上騒動が起きている。同市の「地域おこし協力隊」となった移住者がカフェを開業していたのだが、「地元の有力者」から一方的な退去通告が出たなどと告発ツイートをしたのだ。同市がセクハラを容認したとの記述もあり穏やかではない。同市に見解を聞いた。 10日、「崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う」というツイッターアカウントが「田舎はどこもこうなんですか?」と自身が体験したトラブルを書き込んだ。 騒動の舞台となったのは土佐市の仁淀川河口にあるカフェ。市が所有する建物にある店で、高知県への移住を考えていたオーナーが地域おこし協力隊として約8年前に開業した。太平洋を一望できるロケーションで桂浜からのアクセスも良好だ。 おしゃれな雰囲気のカフェだが、トラブルの中身は深刻だ。同アカウントは「地域おこし協力隊として東京から高知に移住したのに、
球春到来。いよいよプロ野球が2月1日にキャンプインする。「球界のお正月」を前に選手や首脳陣、球団関係者らも準備に余念がない。そんななか、巨人・桑田真澄ファーム総監督(54)が、名古屋にある行きつけの理髪店まで赴くという情報をキャッチ。整髪現場の取材に成功した。桑田氏といえば「365日、1ミリも変わらない」と言われる謎の髪形で知られているが…。そこにはどんな秘密があったのか。 今季からファーム総監督に就任した桑田氏。29日にジャイアンツ球場での荷物出しを済ませ、その足で向かった先は、名古屋市内にある理髪店「ヘアサロン坂本智の店」だった。「パンチパーマを生み出した男」として知られ、その技術力と功績から黄綬褒章も授与された店主・坂本智さん(78)が営む知る人ぞ知る名店で、壁一面には著名人のサインがびっしりと残されていた。桑田氏は2週間に一度のペースで同店に30年以上も通い続け、今では互いに強い信
何を知っていたのか――。女性初の衆院議長で日本社会党と社民党で党首を務めた土井たか子氏の死去によって、北朝鮮の不都合な真実が封印された可能性があるという。土井氏は肺炎のため20日に兵庫県内の病院で死去。85歳だった。社会党党首として「おたかさんブーム」を巻き起こすなど一時代を築いた一方で、北朝鮮との親密な関係が批判されたこともあった。政府関係者は「拉致について何か知っていたと思われますが、もう聞くこともできません」と話した。 永田町関係者は「集団的自衛権の問題や中国との独自外交ルートで存在感のある村山富市氏に比べて、土井氏は目立った活動をしていませんでいた。病気をしていたと聞いていましたが、最近は政界への影響力はほとんどなかったと言えるでしょう」と振り返る。 一時代を築いた人物だった。愛弟子ともいえる福島瑞穂・前社民党党首(58)はツイッターを通じて「護憲を貫き、女性政治家として、政治家と
ロシア国営テレビが奇妙な番組を放送した。ウクライナ戦争の今後の流れを、予言者や透視能力者に語らせているのだ。英エクスプレス紙が25日、報じた。 ロシア国営テレビがウクライナ侵攻がいつ終了し、どのように西側の崩壊が起こるかを奇妙に予測した。軍による戦況分析ではなく、予言者たちを集めて、パネルディスカッションさせ、放送したのだ。 司会者は「彼らは未来を見ることができ、予言は驚くほど正確に実現します。彼らの予言を聞きたくて、行列ができるほどです」とパネリストたちを紹介した。予言者というより、街の占い師といったところだろうか。ある透視能力者は「すべてがそれほど悪くなるとは思わない。4月の初めから5月末まで、ゼレンスキーの状況は危機的だった」と語った。 別の予言者は「ロシアが勝利します。今は非常にゆっくりと前進していますが、最終的には、待望の勝利を味わうことができるでしょう」と付け加えた。3人目の予
れいわ新選組の山本太郎代表(47)が1日、不定例記者会見を開き、同党の水道橋博士参院議員(60)がうつ病と診断され、休職していることを明かした。 博士はこの日、参院内閣委員会で質疑予定だったが、欠席していた。山本氏は「10月21日に博士から私に電話があった。深刻なうつ状態であると連絡を受けた」と明かした。 博士は今年7月の参院選に同党から比例代表で立候補し、当選。たけし軍団出身者では東国原英夫氏以来、2人目で、選挙戦から政界に新たな風を吹き込んでいた。 山本氏は「5月に選挙を出ることを決めて、怒とうの選挙戦に突入した。7月に無事、当選したが、最近まで休むことなく激務を務めていた。そればかりでなく、60歳を迎えて転職。そこから国会論戦に挑む大きなプレッシャーもあった。心身に与えた負担がかかっていた」と指摘した。 博士は過去にも同じ病気で療養していたことを明かしている。「毎日更新する」と宣言し
自民党の下村博文元政調会長(68)は14日、党本部で会見を開き、明日発売「週刊文春」で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自身の関係が報じられた内容を全面否定した。 この日、文春オンラインは、下村氏が政調会長時代、旧統一教会の関連団体幹部から陳情を受け、党の公約に反映させるよう指示を出していた疑いがある動画を入手したと伝えた。 下村氏と旧統一教会をめぐっては、これまで世界日報社の月刊誌インタビューに応じていたことや旧統一教会から現在の世界平和統一家庭連合への名称変更に認証されたことなども物議を醸していた。 同誌が入手した動画は、昨年10月9日、東京・板橋区の区立グリーンホールで行われた統一教会の関連団体「国際勝共連合」幹部・青津和代氏の講演会の様子を収めたものだ。 講演会の直前まで、同じ場所で下村氏の国政報告会が行われ、青津氏も参加していたという。当時は岸田政権が発足した直後で、下村氏は政
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が日本テレビを逆暴露した。25日に公式サイトで、日テレの「24時間テレビ」で、旧統一教会の信者が番組運営にかわっていたと明かした。 旧統一教会は21日に報道機関が旧統一教会と密接にかかわってきたとして、逆暴露を予告していたが、「異常な過熱報道に対する注意喚起(2)」と題し、第1弾として、日テレを名指しで取り上げた。 「現在、民放の雄と言われる日本テレビが、同社ネットワークの総力を挙げて毎年取り組んでいる『24時間テレビ』ですが、当法人の女性信徒がボランティアスタッフとして7年間にもわたって関わり、番組ボランティアをまとめる中心的な立場で活躍していたことが分かりました」 2014年に放送された番組テロップに「七尾市/世界基督教統一神霊協会能登教会」と紹介された画像を添付した。 「この調査結果からも分かるとおり、現在、特定の報道機関が『反社会的団体』であるかの
実業家のひろゆき氏が12日配信の「アベマ倍速ニュース」(ABEMA TV)にリモート出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の現役信者と対談した。 番組には20代で父親が協会職員、1億円の献金で破産を経験したこともあるという「タカハシ氏」と、同じく20代で教団内で婚活をしているという2世信者「サイトウ氏」が出演。献金の実態や、結婚観、政治観などさまざまなテーマで語り合った。 その中で、サイトウ氏が「ひろゆきさんに質問なんです」と切り出し「最近よく(旧)統一教会をバッシングする感じのツイートをたくさんされていると思うんですけど、それって政治と宗教が絡んでいるという実態が悪であって、なくしたほうが世の中が良くなりそうだから、そういう活動をされているのでしょうか?」と素朴な疑問をぶつけられる場面があった。 これにひろゆき氏は「政治と宗教の絡みをなくすのは不可能だと思う。宗教を信じている人にとって
世界平和統一家庭連合(旧名・世界基督教統一神霊教会、以下旧統一教会)が11日午後にも都内で会見を行うことが分かった。同団体の広報担当が明らかにした。 安倍晋三元首相を銃撃して殺害し、逮捕された山上徹也容疑者は、警察の取り調べに対し「母親が宗教団体にのめり込み恨みがあった。団体と元首相がつながっていると思ったから狙った」などと供述。奈良県警は当該宗教団体の名称を発表していないものの、一部で「旧統一教会ではないか」と指摘されていた。 同団体の広報担当は取材に対し「山上容疑者の母親が信者さんなのは間違いありません」と認めた上で「11日に会見を行いますので、詳しくはそちらでお願いします」と説明した。 統一教会は1980年代から霊感商法が社会問題化。現在はコンプライアンスが強化されているが、政界とは以前より密接なつながりがあると言われている。日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は昨年9月、旧統一教会系
10日投開票の参院選に東京選挙区(改選6)から無所属で立候補した作家の乙武洋匡氏(46)が落選した。 感想を求められた乙武氏は「清々しい気持ちです。本当に多くの仲間たちに支えてもらって悔いのない戦いができました」と笑顔を見せた。 街頭演説では質問コーナーを設け、対話型の街頭演説を行い多くの聴衆を集めていた。しかし選挙期間中に自身の手応えとは対照的に「(マスコミ各社との)情勢調査がかみ合わない」ともどかしさも口にしていた。 今回、無所属で出馬したが結果的に政党の壁に跳ね返されたしまった。乙武氏は「できることは全部やりました。もうちょっと太刀打ちできるのかなと思ってたんですけど。想像以上に政党の壁というのが高ったし正直、手も足も出なかった感じです(笑い)」と話した。
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