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ブックマーク / saebou.hatenablog.com (4)

  • いくらなんでも拾ってないプロットが…『マーベルズ』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus

    ニア・ダコスタ監督の新作『マーベルズ』を見てきた。 www.youtube.com キャプテン・マーベルことキャロル(ブリー・ラーソン)とモニカ(テヨナ・パリス)が宇宙空間であやしい光に接触してしまったことをきっかけに、キャロル、モニカ、ミズ・マーベルことカマラ(イマン・ヴェラーニ)が強くパワーを使うたびに入れ替わってしまうという怪現象が起きるようになる。あやしい光の経緯などを探るうち、クリー人のリーダーであるダー・ベン(ザウイ・アシュトン)がどうもカマラが持っているバングルと対になるバングルを持っていて、それで宇宙に問題が生じているらしいことがわかる。キャロル、モニカ、カマラはフューリー(サミュエル・L・ジャクソン)の支援を受けて事態解決を目指すが… 全体的にすごくADHDっぽいストーリーテリングというか、ヒロインのひとりであるカマラはADHDという設定があるはずなので、女性3人がめまぐ

    いくらなんでも拾ってないプロットが…『マーベルズ』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus
    natukusa
    natukusa 2023/11/21
    一応、各惑星のその後は「科学班の活躍で何とかなりそう」とラスト近辺でフォロー入れてる。なおさらこの話なんやったねん問題だけども。評価に異論はないけど、自分は初期MCUの空気感じて好きな映画だったな。
  • 「あるトランス女性が見た北村紗衣『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』」に応える - Commentarius Saevus

    新刊『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』第4章の「女性映画としてのトランスジェンダー女子映画」について、トランス女性の方から以下のような批判を頂きました。この批評は『タンジェリン』と『ナチュラルウーマン』を扱ったものですが、これについてこちらのブログでは「『タンジェリン』や『ナチュラル・ウーマン』がトランス女性の出演するトランス映画であることに一定の評価はしつつも、そのなかで出てくるステレオタイプ的な女性像などを論難し、全体としては「古くさい」ものと評価するという内容」で、「ありがちなシス(トランスでないひと)がトランスに向ける、差別的と言ってもいいようなもの」だと評しています。 snartasa.hatenablog.com 私はシス女性であり、トランス女性に対してマジョリティとしての特権性を有する立場にあります。その特権性からトランス女性を傷つけた事態を重く受けとめています。こちらの記事

    「あるトランス女性が見た北村紗衣『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』」に応える - Commentarius Saevus
    natukusa
    natukusa 2019/07/16
    該当箇所で暗に「あなたも私も同じ○○でしょ」とした前提が、閾値を超えて同化政策的なものに至った話なのかなと思った。トランス性じゃないし、両ブログを読んだだけだが、なんとなくそんな気がする。
  • 冷蔵庫に入れるのはソーのビールだけでいいんだよ~『アベンジャーズ/エンドゲーム』(大量ネタバレ注意) - Commentarius Saevus

    『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見てきた。 www.youtube.com 不必要にネタバレしないほうがいいのであらすじは省略する(この後盛大にネタバレするけど)。2008年からやっていて22あるシリーズの完結編的位置づけということで、大河ドラマの終わりみたいな作品である。これだけ広がった話をちゃんとまとめて過去作への目配りもあり、笑うところも泣くところもあって、全体としては文句はない。キャップとトニーが再会するところとか、ピーター・パーカーがトニーのところに戻ってくるくだりはかなり感動した。なお、ベクデル・テストはガモーラとネビュラの会話でかろうじてパスすると思う。 しかしながら、私がとにかく悲しく思っているのはナターシャのことである。ナターシャが冷蔵庫に入れられたからだ。 「冷蔵庫の女」という概念がある。これはアメコミの分析から始まって今では映画などでも使われるようになっている批評

    冷蔵庫に入れるのはソーのビールだけでいいんだよ~『アベンジャーズ/エンドゲーム』(大量ネタバレ注意) - Commentarius Saevus
    natukusa
    natukusa 2019/04/30
    めちゃくちゃいいキャラだしスカヨハもはまり役だけど、シリーズ通してなんかちょっとずつ損な役回りだったのが本当に悔しい。大好きだよ。
  • どうして『アナと雪の女王』のクリストフには財産がないのか〜女相続人の文芸史(注意:山ほどネタバレあり) - Commentarius Saevus

    数日前からツイッターでこんなのが話題になっている。 夏野剛×黒瀬陽平×東浩紀「男たちが語る『アナと雪の女王』——なぜクリストフは業者扱いなのか」 タイトルが明らかに釣りで、さらに登壇者がこの通りなのでずいぶんと批判が多いのだが、まあこの面子だと過去の文学的・映画的伝統をディズニーがどうふまえてるかとかは全然出てこないかもしれないと思うので(他はよくわからないがとくに三番目の論者は歴史に全然興味がないだろう)、とりあえず「クリストフに財産・身分がない」ことの背景にはどういう文芸の伝統があるのかっていう話を、「女相続人もの」の歴史を使ってちょっと分析していきたい。この「女相続人もの」というのは日の文芸だとそんなにメジャーな伝統ではないように思うのですんなり理解しにくいところがあると思うのだが、これを知っていたほうがたぶん『アナと雪の女王』のみならずいろんなアメリカのロマンティック・コメディ映

    どうして『アナと雪の女王』のクリストフには財産がないのか〜女相続人の文芸史(注意:山ほどネタバレあり) - Commentarius Saevus
    natukusa
    natukusa 2014/08/09
    いわゆるシンデレラストーリーっていつでも誰にでも一定の人気があるんだなあ
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