[ワシントン 7日 ロイター] 米政府は7日、イエメンのイスラム武装勢力「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」が航空機爆破のために製造したとみられる新型爆弾を、中東の治安当局が押収したと発表した。
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大きな犠牲 カイロで起きたイスラム教徒との衝突で死亡したコプト教徒の葬儀(昨年3月) Amr Dalsh-Reuters 欧米諸国でイスラム教徒が襲撃されたという話や、昨年の「アラブの春」の民衆革命でイスラム教徒が独裁者と勇敢に戦ったという話は、しばしば話題になる。 しかしその陰で、まったく別の戦いが起きている。その知られざる戦いでは、何千人もの命が奪われている。 世界のイスラム諸国で、多くのキリスト教徒が信仰を理由に殺されているのだ。拡大を続けるこのジェノサイド(大量虐殺)に、世界はもっと危機感を抱くべきだ。 イスラム教徒を犠牲者や英雄扱いする描き方は、真実のせいぜい一面しか伝えていない。西アフリカから中東、南アジア、オセアニアに至るまで、イスラム教徒が多数派を占める国々では近年、少数派のキリスト教徒に対する暴力的迫害が頻繁に起きるようになった。 政府や政府の息の掛かった勢力が教会を焼き
1月31日、中東地域をめぐる「パワーポリティックス」の構図が変わりつつある。米国と欧州諸国が域内で大きな存在感を示していた時代が終わりを迎え、イラン問題などでは中国などの影響力拡大が指摘されている。写真はイランのアハマディネジャド大統領。26日撮影(2012年 ロイター) [ロンドン 31日 ロイター] 中東地域をめぐる「パワーポリティックス」の構図が変わりつつある。昨年末、米軍がイラクからの撤退を完了。米国と欧州諸国が大きな存在感を示していた時代が終焉(しゅうえん)を迎え、ロシアや中国など新興経済国の台頭が目覚ましい。 専門家らは現在の状況について、資源や領土、影響力をめぐって各国が争っていた19―20世紀をほうふつさせると指摘する。米海軍大学で中東学を教えるハヤット・アルビ氏は「中東はいつだって大国による勢力争いゲームの舞台となってきた。要するに、今後はプレーヤーの数が増えるということ
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