チリ・ペニャフロール(Penaflor)のメディカルセンターで血圧を測定してもらう男性(2011年11月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/Hector Retamal 【2月1日 AFP】血圧は片腕よりは両腕で測定した方が、心臓病ひいては死亡リスクを正確に測定できるとする論文が、30日の英医学専門誌「ランセット(The Lancet)」に発表された。血圧測定は両腕で行うことを標準にすべきだとしている。 世界保健機関(WHO)は、最高血圧が140以上、最低血圧が90以上を高血圧と定義している。これまでの研究で、高血圧は心臓病、脳卒中、腎臓病、認知症のリスクを高めることが分かっている。 英エクセター大(University of Exeter)の研究チームは、両腕間の最高血圧の差異のデータがある28の医学文献を調査し、この差異は心臓病リスクの有効な指標になり得ることを見出した。 調査の結果
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