コロナワクチン、6回接種可能に 瓶内で空気抜く―鳥取県立病院 2021年03月09日20時15分 6回接種分のワクチンが確保できる方法で、注射器にワクチンを充填(じゅうてん)する鳥取県立厚生病院の福井昭裕副看護師長=9日午後、鳥取県倉吉市 米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン接種で、鳥取県立厚生病院(同県倉吉市)は9日、国が確保した注射器内から空気を押し出す際の工夫により、現在国が想定している1瓶5回よりも多い6回の接種が可能になると発表した。 河野担当相、インスリン注射器の調達検討 加藤官房長官「広く推奨せず」 同病院によると、ワクチン接種の際は、瓶から注射器に規定量よりも多めに吸い込み、瓶から針を引き抜いた後、注射器内に入り込んだ空気を押し出す。この作業時に、空気と一緒にワクチンもこぼれ、ロスが生じる。 そこで同病院では、注射器でワクチンを吸い込んだ後、瓶から針を抜かず、瓶の中で