「2014年7月15日、アップルとIBMは本日、市場をリードする両社の強みをひとつにまとめ、IBMのビッグデータおよび分析機能をiPhoneおよびiPadにもたらす新しいクラスのビジネスアプリケーションを通じて、エンタープライズ分野のモバイルを変革するべく独占的なパートナーシップを締結したことを発表しました。」 これは米アップルのプレスリリース(米国報道発表資料抄訳―2014年7月16日)の冒頭です。 ここ数年、日本でも企業や学校にiPhoneやiPadが大量導入される事例が増えています。アップルがエンタープライズ関連の機能やサービスの充実を進めているためでしょう。2014年12月には、IBMからiOSで動作する業務用アプリが発表されました(写真1)。企業でも、iPadやiPhoneなどとカスタムアプリを使って、業務の効率をアップしたい、という機運が高まっているようです。iPhoneやiP
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