リムとハブを繋いでいるのがスポークですが、スポーク同士が引っ張り合うことでホイールは真円形を保ちます。 何らかの事情でスポークの張り具合が変わると、真円形ではなくなります。 これを【フレ】と呼びます。 フレには横フレと縦フレがあります。 横フレの場合、ホイールを回転させながら後ろから見ると、所々で左右に動くような感じになります。 タイヤがついていますが、横フレを正確に判定するには安定した振れ取り台にタイヤを外して載せて回転させる必要があります。 縦フレはホイールを横から見て、きちんと真円として回転しているかを見ることで分かります。 もちろんですが、これも正確に見るには振れ取り台にタイヤを外して載せてみないとわかりません。 フレを放置すると? フレの何が悪いかですが、まずはスポークテンションがバラバラになっている可能性が高いので、スポークの中でも負担が大きいところと小さいところが出ます。 走
本日は手組ホイールのご注文を頂きましたのでご紹介です。 まずは珍しい木製リムとカンパニョーロラージフランジのボスハブにて組立て。 価格が高くなかなか入手が難しい「木リム」。現在でもごく僅かに製造されていますが木製リムとは造船技術などから派生した合板構造で、古くは馬車の車輪などにも使われていたようなものですので車輪界の大先輩でにあたる素材です。 組んでいても危うさはあまり感じず、素直に組んでいけたので安心感があり軽量アルミリムの方がよっぽど弱そう。 カーボンやアルミに比べ振動吸収に優れ、チューブラーの乗り味を増幅させるような快適性を発揮する「柔」なリムを36Hで組み上げ、ブルベやツーリングのお供にぴったりのホイールに仕上げました。 スポークは星の段付き。ニップルは木リムの特性上、首の長いロングニップルにて。 フリーは登場頻度が高いホワイトインダストリーの17Tにて、軽快なフリーサウンドが気持
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く