横浜市立日限山小学校の5年生の担任をされている三長仁先生による、教師から児童への教授という形をとる従来型の一斉授業形式ではなく、クラス内の児童同士が教え合う『学び合い』と呼ばれている手法を用いた授業方法の紹介です。 すでに課題の達成方法が分かっている児童が、それがわからず困っている児童を教えるというものです。教員は教える役ではなく、目標を設定し、環境を整え、児童の課題遂行を評価するという点に集中するというところに特徴があります。 『学び合い』は、今までの授業のあり方を見直し、新しい教師の役割を提案します。また、その原因の多様さから対応が困難だった「勉強が苦手な子」にもより良いサポートができることも示唆しています。 新しい授業のあり方『学び合い』とは 「みんなでみんなができる」をクラスでやっていく。それが『学び合い』である、と三長先生は語り始めました。 三長先生にとっても、今までの学び合いは