ビデオ会議サービスは地味に重い。それなりのデスクトップPC環境ではまったく気にならなかったが、編集部から「ノートPCだとけっこうキツい」という話を聴き、いまだにノートPCのケースは確認していなかった。よって本稿ではいくつかのビデオ会議サービスをピックアップして負荷傾向を見ていこう。 注意点としては、環境依存率が高いことだ。ネットワークの回線状況によって映像と音声ビットレートやフレームレートを動的に変更するサービスがほとんどで、固定させることが難しい。これはほとんどのサービスが画質・音質を落としてでも接続を維持しようとするためだ。 またアプリケーションの使用状況で負荷が変動するため、定量化がひどく難しく、組み合わせも多すぎる。よって本稿はよくある状況ベースでの負荷傾向を見ているだけであり、定量化による検討を破棄し、テスト環境を以下に提示し、そのうえでのデータを元にする。つまりポエムだ。 使用