野田聖子消費者行政担当相(48)が、12年前の国会質疑でマルチ商法の業界擁護とも受け取れる発言をしていたことが16日、分かった。同日の参院予算委で「勉強不足で消費者の視点の質問ができなかった」と釈明。マルチ商法をめぐっては、業界から献金を受け、業界寄りの国会質問をした前田雄吉衆院議員(48)が、15日に引責で民主党を離党し、次期衆院選不出馬を表明したばかり。野田氏は大臣辞任を否定したが、消費者行政トップの過去の発言は、波紋を呼びそうだ。 次期衆院選を控え、形勢不利の自民党が「敵失」に乗じて反撃するはずだったが…。 参院予算委で自民党の森まさこ議員のマルチ問題関連の質問に、野田氏は自ら進んで過去の発言を切り出したうえで「12年前の発言ですが、自分の勉強不足で消費者の視点に立った質問ができなかった」と陳謝した。 議事録によれば、野田氏は96年4月の衆院商工委で質問。業者の電話勧誘の規制を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く