今回は火災感知器の種類や見分け方についてよく質問される事が多いので説明していきます。 火災感知器とは『自動火災報知設備』の構成部品の一部です。 消防設備は漢字を見るとよく分かるものが多いですね。私の解釈だと、 自動でも手動でも火災を報知(知らせる)する事ができる設備だから 『自動火災報知設備』と覚えています。 又、名前が長いので略される事がよくあります。 消防署等は『自火報』、現場の職人さんは『火報』と呼ぶ事が多いです。 現場で自火報の工事をしていると『火報屋さん』の愛称で呼ばれています。 感知器にも様々な種類がありますが、今回は代表的な感知器等を紹介していきます。 1.差動式スポット型熱感知器 1番多いのがこの感知器です。 メーカーにより若干見た目の違いはありますが、特徴的なのが この『つるん』とした見た目のドーム型です。 火災の際に発生する急激な温度上昇を感知する感知器ですが、 温度差