将棋連盟、女子プロ将棋協会へ“絶縁状” 日本将棋連盟は2日、日本女子プロ将棋協会(LPSA)と今後一切の契約や交渉をしないと発表し、事実上の“絶縁状”を突き付けた。 LPSAは2007年、待遇改善などを求めた一部の女流棋士が連盟から独立する形で設立。両団体は相互協力の合意書を締結し棋戦を運営してきた。しかし今年1月、LPSAの石橋幸緒代表理事が新人のプロ認定が認められないことを不満として、スポンサーを批判するとともに対局を放棄し、関係が悪化していた。 LPSA側はいったんはスポンサーに謝罪したが、その後、石橋氏が週刊誌上で再度スポンサーや連盟を批判。このため、連盟は「主催者、スポンサーを守るため契約関係を維持できない」と判断し、先月末で期限を迎えた合意書を更新しなかったという。 ただ、LPSA所属女流棋士の棋戦参加については「議論中だが、個別で認める方針」。LPSAは「まだ対応は考えていな