「マンションから落ちた長男は私の小指をきゅっと握った」「『好きなママを守る』と言っていた」 父親の男性、涙の証言 殺人罪で起訴の母親は否認 「30メートル以上の高さから落ち、血まみれになった光希(こうき)を抱き上げて呼びかけると、無言で私の小指をきゅっと握った」「『ママがいなくなっても大丈夫か』と光希に尋ねたら、『大丈夫。でもママは好き。僕が守る』と言っていた」 東京都荒川区のマンション13階の自宅から長男の光希ちゃん=当時(5)=を投げ落として殺害するなどしたとして、殺人罪などに問われた母親、加藤愛被告(35)の裁判員裁判が14日始まった。この日午後には、加藤被告の元夫で光希ちゃんの父親の男性(58)の証人尋問が行われ、冒頭のように証言。男性は声を震わせ「光希を守ってやれず申し訳ない」と涙を流した。男性の証言に傍聴席にはすすり泣く人も。一方、加藤被告は「殺害はしておらず、転落は事故だった
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