4月6日に掲載されて炎上しているwithnewsの記事ですが、どこがどうダメなのか完全解説してみましょう。詳細は以下から。 朝日新聞東京社会部の原田朱美記者によるwithnewsの「LGBTが気持ち悪い人の本音『ポリコレ棒で葬られるの怖い』」が各方面で盛大に炎上しています。 記事内容は記者が「LGBTが理解できない」と明言する「ただの差別主義者」へのインタビューに愚にも付かない感想が貼り付けられたもの。社会問題を裏側から眺めてみて「簡単に答えの出ない難しい問題だ」と悩ましげに頭を抱えるだけの簡単なお仕事です。 とはいえこの記事には差別とは何かということ、多様性とはどういうことかということについて看過できない誤りを含んでいるため、徹底検証してみます。 ◆「心で思う」ことと「表現する」ことは完全に別物である まず指摘しておかなければならないのは、心の中で差別的な考えを持っていることと、その考え
集英社のグランドジャンプで連載開始された「日本が核攻撃を受ける」という漫画を監修している人物の主張が、なんだかとんでもないことになっています。詳細は以下から。 まず見てもらいたいのは新作漫画「東京核撃」。『東京が核攻撃を受けた』という設定を元にした「東京マグニチュード8.0」のような作品とみられますが…… 東京核撃 - 細野史羽 | 少年ジャンプ+ 問題なのはこの作品を監修している、札幌医科大学教授で日本会議北海道本部理事の高田純氏。 日本会議は森友・加計学園問題への関与や、日本が(結果的に)歴史修正主義者の国であることを世界に知らしめる「歴史戦」への後押しなどで知られる極右組織で、海外では「日本最大のナショナリスト団体、ウルトラライトカルト」とまで報じられています。 そんな団体で理事を務める高田氏による「日本人」の定義はこちら。日本国籍があっても「先祖代々日本列島に暮らしている」「先祖が
五輪直前にもかかわらず機体検査をパスできない、ラトビア製の機体より遅いなどの理由から採用を断られたことを不服とし、ジャマイカチームに多額の損害賠償請求を行う方針を明かしている日本の「下町ボブスレー」。 首相の施政方針演説で取り上げられ、NHKでドラマ化されるなどのメディアミックス展開を経た揚げ句、道徳の教科書にまで掲載されるなど、祭り上げられている感が強いわけですが、公式ツイッターがろくでもないことになっています。詳細は以下から。 ◆他国ボブスレーチームを笑い者呼ばわり まず見てもらいたいのが、下町ボブスレー公式ツイッターの発言。 下町ボブスレーオフィシャルサイトのリンクページに掲載されている、れっきとした公式アカウントですが、韓国チームのそりが気になって仕方がないようです。 自らも関わる競技に携わる人々を揶揄する形となりかねない「笑い者にされても」などの表現を公式アカウントが発信できてし
空虚な馬鹿騒ぎのために樹齢150年の木を故郷から運んで見世物にし、バラバラにして売りさばきます。詳細は以下から。 人間は歴史の中で、数え切れない木材を使って生きてきました。その中でも日本は豊かな水や森の恩恵を受け、木々の恵みを存分に用いて文化を育んできています。 建造物から家具、身の回りの道具にまで余すところなく木材は用いられています。実用を離れても仏像を始めとした芸術品や工芸品となり、生きたまま植樹されて庭木や街路樹として親しまれています。ですが、この空虚な醜悪さはどうしたことでしょうか? 現在神戸市では神戸開港150年記念事業の関連事業として、神戸市中央区のメリケンパークに「世界一のクリスマスツリー」を立てるプロジェクトが進行しています。主催は「そら植物園」となっており、オフィシャルメッセージオーナメント数でギネス世界記録に挑戦するとのこと。 このツリーに使われるのは富山県氷見市の山中
安倍首相も認める南京大虐殺を否定する講演会で、自民党と希望の党の国会議員4人が演説をすることが分かりました。詳細は以下から。 ◆南京大虐殺否定の講演会で自民・希望議員4人が演説へ 12月13日に開催される「外務省 目覚めよ! 南京事件はなかった」などとする大講演会において、原田義昭(衆議院議員・自民党)、松原仁(衆議院議員・希望の党)、山田宏(参議院議員・自民党)、渡辺周(衆議院議員・希望の党)の4人の現職国会議員が演説を行う事が新しい歴史教科書をつくる会のツイッター公式アカウントによって発表されました。 開催1か月前! 本年12月13日は南京陥落80周年。 下記4人の国会議員による演説会が開催されます。是非ご参加下さい。 原田義昭(衆議院議員・自民党) 松原仁(衆議院議員・希望の党) 山田宏(参議院議員・自民党) 渡辺周(衆議院議員・希望の党) 12/13(水)18時50分開演 会場:文
政府を支持する立場にあった日本維新の会・片山虎之助代表が同学園から名誉博士号や寄付を受け、新学部立ち上げに助力していたことが明らかになるなど、まだまだ延焼し続ける加計学園問題。 今度は政府に都合が悪いニュースが出ると、さまざまなメディアに駆け付けて擁護する有識者の一人として知られる経済学者・高橋洋一氏が関係者だったことが明らかになりました。詳細は以下から。 まず見てもらいたいのがこちらのツイート。2017年1月18日に永田町で開催された国家戦略特区特別委員会の資料とされるものについてです。 内容は獣医学部の設置について話し合うもので、出席者に今治市長や商工会議所特別顧問などが含まれていますが、「民間有識者」として株式会社政策工房代表取締役社長 原英史氏の名前があります。 ちなみに民間有識者(規制改革の専門家)と内閣官房事務局で構成される「国家戦略特区ワーキンググループ」の委員を見ていくと…
「代替的真実」という名の卑劣なデマが断罪されました。詳細は以下から。 赤の他人の赤ちゃんの写真を無断で転用した上に、その祖父母になりすまし、「安保反対国会前デモに連れていかれた、我が孫、聖羅が熱中症で還らぬ人になってしまいました」というデマを拡散しようとしたツイッターの投稿者(@akky1967:既にアカウント削除済)が特定され、謝罪しました。 BUZZAP!でも以前お伝えしたように、娘の写真を無断転用された夫婦は米ツイッター社側に発信者の情報開示を求めて仮処分を申し立て、2015年9月30日の時点で東京地裁がIPアドレスなどの開示を命じる決定をしていました。これによってプロバイダーが判明したため、夫婦はプロバイダーに対して「娘の肖像権を侵害された」などとして投稿者情報の開示などを求める訴えを、新潟地方裁判所に起こしました。 「安保反対デモで孫が死んだ」と他人の赤ちゃんの写真を無断転用した
自民党の下村文部科学大臣が幹事長を努める超党派の議員連盟「人間サイエンスの会」。この会の講演会のテーマがスピリチュアル全開でカルト臭が凄まじいことになっています。詳細は以下から。 人間サイエンスの会(NS)はNPO団体である国際総合研究機構(IRI)の創立者が創設した超党派の国会議員連盟で、説明によると「主として人間に係る潜在能力や地球の未来について研究・議論・推進する会」とされています。 人間サイエンスの会は会長を自民党所属の山本有二衆議院議員が努め、幹事長にはなんと下村博文文部科学大臣の名前が見られます。 その他にも幹事として自民党の古川禎久衆議院議員、民主党の大島敦衆議院議員、松原仁衆議院議員が名を連ね、事務局長は自民党の宮下一郎衆議院議員という、現役閣僚を含む国会議員約20人による錚々たる議員連盟。 しかしこの人間サイエンスの会、何から何までが胡散臭く、カルト臭さが充満しています。
AKB48の島崎遥香が出演する自衛官募集CMが7月1日から公開されました。詳細は以下から。 集団的自衛権の行使を容認する閣議決定が行われ、日本中が大きく揺れた7月1日。この日にAKB48の島崎遥香が出演し、陸海空自衛官募集を訴えるCMが公開されました。 AKB48島崎遥香出演 陸上自衛隊 平成26年度 自衛官募集 - YouTube 萌え絵の自衛官募集ポスターは以前から日本各地で独自に作成されており、ネット上でも度々話題になってきました。 萌えキャラ 自衛官 - Google 検索 こうしたカジュアルな募集により希望者が増加したとの事例もありますが、今回は国民的な人気を誇るAKB48ということで、より広範な層へのアピールとなりそうです。 戦後の安全保障政策が7月1日の閣議決定により根底から覆り、自衛隊の存在の意味するものは創立60周年の節目に大きく変容しました。このCMに描かれている「国際
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