千葉県船橋市立船橋高校は21日、2019年度の前期選抜試験の結果通知で、体育科(定員80人)の合格者と不合格者の全員85人にそれぞれ逆の通知書を誤って郵送したと発表した。正しい結果は19日に校内の掲示板と県のホームページで発表していた。 同校によると、通知は合格、不合格いずれも受験者数分用意したが…
千葉県船橋市立船橋高校は21日、2019年度の前期選抜試験の結果通知で、体育科(定員80人)の合格者と不合格者の全員85人にそれぞれ逆の通知書を誤って郵送したと発表した。正しい結果は19日に校内の掲示板と県のホームページで発表していた。 同校によると、通知は合格、不合格いずれも受験者数分用意したが…
閣議後の記者会見で、先日の参院予算委員会での立憲民主党の蓮舫参院幹事長から受けた質問に関する自身の発言について撤回する桜田義孝五輪担当相=首相官邸で2018年11月9日午前8時45分、川田雅浩撮影 桜田義孝五輪担当相が、9日の衆院文部科学委員会でも言い間違いを連発した。所信聴取で、10月に開かれたばかりのジャカルタ・アジアパラ大会の開催年を「2028年」と発言。20年東京五輪・パラリンピック期間中の警備に関する「セキュリティ基本戦略」も「セキュリティ基本法」と述べ、野党議員から間違いを指摘する声が飛んだ。 桜田氏は、これに先立つ閣議後の記者会見で、5日の参院予算委でちぐはぐな答弁をしたのは立憲民主党の蓮舫参院幹事長から事前に質問通告がなかったからだとの自身の主張について「事実と若干違う」と撤回。その際、蓮舫氏の名前を「れんぽう」と読み間違えた。5日の予算委でも間違い、蓮舫氏が不快感を示して
原田義昭環境相は16日の記者会見で、水質浄化などに対する科学的根拠がないと指摘される「有用微生物群」(EM菌)について、「これまで、効果があるとの科学的な検証を承知していない」と述べ、作用に否定的な考えを示した。 EM菌を巡り、平井卓也・科学技術担当相が3日と10日の記者会見で、超党派の「有用微生物利活用推進議員連盟」の幹事長で…
平井卓也・科学技術担当相は10日、科学的根拠がないと指摘されている有用微生物群(EM菌)を推進する議員連盟の幹事長を務めていることについて、議連の解散を含めて検討する考えを示した。閣議後の記者会見で「議連は活動停止状態と聞いている。まだ解散していないので、今後どうするかを考える」と述べた。 EM菌は、水質浄化などに効果があると宣…
初入閣の平井卓也・科学技術担当相は3日の記者会見で、科学的裏付けのない有用微生物群(EM菌)の利用を目指す超党派の「有用微生物利活用推進議員連盟」幹事長を務めていると明らかにし、「EM菌を使っている方がたくさんいるので幹事長を引き受けた。中身はよく知らない」と釈明した。 議連は2013年末に国会議員約50人で発足。平井氏は活動について「障害者施設でEM団子を作ったり、EM農業をやったりしているところを激励に行った。(大学教授の)話も議連で一度聞いたが、ちゃんと答えられるだけの知識は持っていない」と述べた。 EM菌は、水質浄化などに効果があると宣伝されながら、科学的な裏付けはないと指摘されている。 16年2月、当時の丸川珠代環境相は国会で「水質浄化に効果があるとの科学的検証データを承知していない」と答弁。今年7月には伊藤忠彦副環境相がフェイスブックやツイッターに「(イベントで)運河に投入した
沖縄県読谷村(よみたんそん)で7日夜、酒に酔った上半身裸の米陸軍上等兵の男(23)が自営業の男性宅に無断で侵入して緊急逮捕された事件があり、当時在宅していた高校2年生の長女が生後5カ月の妹を抱えて1階の窓から裸足で逃げていたことが20日、村などへの取材で分かった。長女は精神的に強いショックを受け、事件後しばらく、学校を早退していたという。 読谷村では2012年11月にも酒に酔った米兵が民家に侵入して男子中学生を殴打する事件があった。村議会は19日、「平穏で安心な村民生活を脅かす蛮行で断じて許すことはできない」とする抗議決議案と意見書案を全会一致で可決。被害者への謝罪や補償、再発防止策の公表などを日米両政府に求めた。
アジア最速を決める陸上男子100メートル決勝の時でも目立つ空席=ジャカルタで2018年8月26日、徳野仁子撮影 【ジャカルタ武内彩、松本晃】大会序盤に国旗の落下やタイマーの故障などが相次いだジャカルタ・アジア大会で、観客席の空席が続いている。インドネシアで人気が高いバドミントンでさえ、がらがらの日もあれば、当日券がすぐに売り切れる競技もある。運営が不安定なまま大会も終盤となってきたが、地元勢の快進撃に大会組織委員会は楽観的だ。 28日にあったバドミントンの男子シングルス決勝。世界ランキング15位のヨナタン・クリスティ(インドネシア)が優勝すると、超満員の観客は歓喜した。インドネシア勢が敗退した混合ダブルス決勝があった27日の夜は空席ばかりだった。陸上、卓球などでも観客席が埋まらない。
表彰メダルをリサイクル貴金属で作る東京五輪・パラリンピック組織委員会の計画で、銀が大幅に足りないとして環境省が秋から小中学校に協力を呼びかけ、使用済みの携帯電話やパソコンの回収を強化する。これに対し、「戦時中の金属供出か」と疑問視する声が出ている。猛暑対策の打ち水やサマータイム、ボランティア募集に続き、五輪への不信感は強まっている。【中川聡子】 同省によると、必要な金銀銅メダル計約5000個を作るために金約40キロ、銀約4900キロ、銅約3000キロが必要という。銀の量が多いのは表面を金でメッキする金メダルの地金とするため。郵便局やNTTドコモの店舗で回収を進め、金と銅はめどがついたが銀は足りないという。このため、同省は五輪参加国・地域をもてなす全国約230の自治体に協力を呼びかけ、専用の回収ボックスを公立小中学校に設置する。
安倍晋三首相が、2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として、国全体の時間を夏季だけ早めるサマータイム(夏時間)の導入について検討する意向を示した。一方、夏時間を導入している欧州連合(EU)は、廃止の是非についてこの夏に本格的な検討を始めた。健康への悪影響など「利益よりも不利益が大きい」として廃止を望む声があるためだ。
アメフット問題を受けて大学から来た連絡文を手にする、日大チア監督のパワハラ被害にあった女子部員=東京都千代田区で、根岸基弘撮影(画像の一部を加工しています) 指導者のパワハラと組織の不誠実な対応が、またも学生からスポーツでの夢を奪った。日本大応援リーダー部の監督からパワハラを受けた女子部員は、自分の誇りだったチアの世界から去らざるを得なくなった。 「こいつが何をしたか知っている?」。2月5日、監督は練習前に集合した全部員の前で女子部員の名前を挙げて切り出し「大雪の日に学部の事務員に頼んで私に電話をかけさせて練習をなくそうとした」「事務の中では顔が白くてうるさい子といったらお前だって有名なんだよ」と強い口調で重ねた。関係者はその様子を「公開処刑みたいだった」と部員の家族に説明。実際には雪の中、キャンパスから離れた練習場所に向かおうとした部員を事務員が心配し、監督に練習の有無を確認しただけだっ
伊藤忠彦副環境相のツイッターへの投稿。「EM菌団子を半田運河に投入しました」と書き込んでいる=ツイッターから 20年以上前から水質浄化などに効果があると宣伝されながら、科学的な裏付けがないと指摘される「有用微生物群」(EM菌)について、伊藤忠彦副環境相(54)=自民、衆院愛知8区=がフェイスブックやツイッターに「(イベントで)運河に投入した」と投稿したところ、研究者を含む多くの人から批判が寄せられ、伊藤氏は一部の投稿を削除した。 EM菌は1990年代に琉球大教授(当時)が有用性を提唱したが、2016年2月、当時の丸川珠代環境相が国会で「水質浄化に効果があるとの科学的検証データを承知していない」と答弁している。伊藤氏は毎日新聞の取材に「恥ずかしいが、過去の対応を知らなかった」と釈明した。
水道は〈国民の日常生活に直結し、その健康を守るために欠くことのできないもの〉と、水道法2条1項にある。今、水道事業の“民営化”を促進する法改正が、実現しそうな情勢だ。しかし、水道に詳しい専門家からは、不安と懸念がジャブジャブ噴出している。 サッカーW杯の日本代表が成田空港に降り立った7月5日、衆院本会議で「水道法改正案」が可決した。ニュースの扱いが小さかったのは、翌日のオウム真理教元代表ら7人の死刑執行、それに西日本豪雨と重なったためだろう。法案は参院に送付され、22日までの会期中に成立が確実視されていたが、「予期せぬ大雨災害があったため、どうなるか分からない」(厚生労働省関係者)という情勢だ。 水道法が改正されると何がどう変わるのか。厚労省の資料には、水道施設の所有権は市町村に残したまま〈運… この記事は有料記事です。 残り2253文字(全文2605文字)
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