本エントリを書くにあたって ある人が、なぜ人を殺してはいけないのか? を元に無断リンクはある「不可逆性」を生じるので、その点では殺人と同じであると説かれました。 しかし、僕にはどうにも納得できません。確かに、リンクにより「不可逆性」は発生するけども、それはWWWに公開した時点で考えられる事態であり、そもそもの責任は誰にあるのか。「無断リンク禁止」を認めればそれこそ、「無断アクセス禁止」、「無断クリック禁止」が認められるのではないか。例えば、「無断リンク禁止」のサイトにリンクしたけど、リンクした本人の承諾なしに、つまり「無断アクセス」あるいは「無断クリック」を禁止してしまえば「リンク」により生じる「不可逆性」の責任は、リンク先にアクセスした人に生じるのだろうか?多分そんなことは無いと思う。「不可逆性」に端を発して議論を進めるのは本当に得策なのだろうか? つまり、「無断リンク禁止」という発言を