ウィンナーという暴力
いまよりも、さらにものを知らなかった学生の時分、福岡正信の『無』三部作(春秋社、ISBN:4393741447)を読み、自然農法という農法があることを知った。 といっても農業に関心があったのではなくて、「無の哲学」と題された第2巻で展開される西欧哲学批判を読もうと思ってのこと(そう、同書は農書であると同時に哲学書でもあるのだ)。 農業についてなにも知らなかった私は、農作物とは肥料をやって各種の農薬を使ってつくるものだと思っていた。それだけに、福岡が唱える「無耕、無肥、無農薬、無除草」という自然農法がたいそうラディカルなものに見えて、たまげたことを覚えている。 先だって朝日出版社から刊行された『自然の野菜は腐らない』を読みながら、十数年前に感じた驚きを思い出した。 著者は、「ナチュラル・ハーモニー」という屋号で、自然栽培野菜の販売を手がける河名秀郎氏。本書では、自然栽培による野菜の特徴をさま
ようするに、おれたちは、ホンモノの食べ物なんてひとつとして口にしちゃいないのだ。 本書は、最近報道が絶えない「食品偽装」問題について、著者の身の安否が気遣われてしまうほどに一切合切暴いている、まさに「ブラック」な一冊である。タイトルは「魚」にフォーカスされているけれど、肉、野菜、米とほぼ食全般をフォローしている。 あの『マンガ嫌韓流』の版元ということで、キワモノと決めつけられているフシのある晋遊社ブラック新書だが、新書後発組としてはなかなかの健闘ぶりを示している(といってもまだ3冊目ですが)。 出版社のブランドイメージで本を判断する人って意外と多いのだけれど、中身を書くのは出版社じゃないですからね。最終的には著者次第、創刊ラインナップの多根清史『プレステ3はなぜ失敗したのか?』も生真面目な佳作だったし、本書も、扇情的なトーンはあるものの、著者のこれまでの仕事、および食に対する真摯さと造詣の
『日経ビジネスオンライン』の読者諸兄は料理などするだろーか? と著者の口調をまねて書いてみましたが、そんなの、人それぞれに決まってますわな。 メシなんぞつくってる時間もないし食えれば何でもいい、という向きのために解説すると、本書の著者・魚柄仁之助は、「食」に関心を持つ、主に自炊派の人々の一部からカリスマのごとく崇められる食文化研究家である。 ようするにすごい人物であるわけだが、何がすごいって、まずルックスがすごい。 隻眼の痩身に、伸びるにまかせたロン毛の、仙人というか落ち武者というか難民というかルンペ……、あ、いやいや、ともかく、現代ニッポンにおいては規格外れのたたずまいであり、容赦のない異彩を放っている。 風体に劣らず(というかこちらが本筋なんですが)、食にかんする“思想”もユニークである。 代表作のひとつに『ひと月9000円の快適食生活』(飛鳥新社、97年)という本がある。そこいらにあ
出演:オトノ葉Entertainment、小林すみえ、他 監督・撮影・編集:松本卓也 (シネマ健康会) http://matsumoto-movie.hp.infoseek 出演:オトノ葉Entertainment、小林すみえ、他 監督・撮影・編集:松本卓也 (シネマ健康会) http://matsumoto-movie.hp.infoseek.co.jp/ 解説/ オトノ葉Entertainmentの真冬にリリースの真夏感たっぷりのこの曲。 スペースシャワーTV や MUSIC ON TV でも放映中! ※そのPVの特別ワンカットバージョン! 通常版はこちら http://jp.youtube.com/watch?v=v60T004iToM (続き) (一部表示)
出演:オトノ葉Entertainment、小林すみえ、他 監督・撮影・編集:松本卓也 (シネマ健康会) http://matsumoto-movie.hp.infoseek 出演:オトノ葉Entertainment、小林すみえ、他 監督・撮影・編集:松本卓也 (シネマ健康会) http://matsumoto-movie.hp.infoseek.co.jp/ 解説/ オトノ葉Entertainmentの真冬にリリースの真夏感たっぷりのこの曲。 スペースシャワーTV や MUSIC ON TV でも放映中! ※そのPVの特別ワンカットバージョン! 通常版はこちら http://jp.youtube.com/watch?v=v60T004iToM (続き) (一部表示)
GIGZINEに”30分以内においしいタンドリーチキンを作る方法”(参照)というエントリがあって、ほぉ三十分以内かぁと思った。私なら二日以内だな……ダメじゃん。いやいや、これは仕込みを含めてということで、実際には二〇分でできる。 作り方。 鶏もも肉一ブロックにヨーグルト大さじ一、カレー粉小さじ一、塩小さじ一をビニール袋みたいなのに入れて、ぴっちりさせ一日おき、取り出して、そのまま、オーブンで焼くだけ。焼くときパプリカをかけると赤くなる。そんだけ。 もうちょっと補足。 鶏肉はもも肉が柔らかくていい。 ヨーグルトはナチュラル系がいいけど、おやつヨーグルトの食べ残しでもOK。ちなみに、ナチュラル系のヨーグルトというのは腐らないので賞味期限を二週間くらい過ぎても大丈夫なもの(ただし自己責任でね)。 カレー粉はありがちなS&Bでもいい。私はカレー粉を自分で調合しているのでそれを使う。カレー粉は基本的
下ごしらえが5分、待つこと15分、焼くのが10分でピタマックにも使われているあのタンドリーチキンが完成します。私の場合は下ごしらえ1分、待つこと15分、焼くのが7分、合計23分で完成しました。料理が苦手な人でも失敗しないほど簡単。一人暮らしとかにも最適。あともう一品欲しいときとかも。 揃える食材はわずか2つ、若鶏モモ肉(250円ぐらい)とキューピーから発売されている「タンドリー・チキン」(税込み105円)だけ。あとは包丁とまな板と適当なビニール袋、それからアルミホイルとオーブントースター。アルミホイルとオーブンの代わりにフライパンでも代用可能。 では作り方スタート。 このキューピーから発売されているタンドリー・チキンの調味料は、スーパーの調味料コーナーでぶら下がってました。店員に聞くのが早いと思います、どこでも売ってます。鶏のモモ肉は250グラム程度が最適です。 作り方はこんな感じ。めちゃ
米産牛肉輸入再開がこの二十七日に決定された。これに昨日ラジオで聞いた話を含めて少しメモ書きしておきたい。 米産牛肉輸入再開については今日付の読売新聞”米産牛肉、輸入再開27日決定…現地査察「問題なし」”(参照)にこうある。 BSE(牛海綿状脳症)の特定危険部位である背骨の混入で米国産牛肉の輸入を再停止した問題で、農林水産省と厚生労働省は27日に輸入再開を正式決定する方針を固めた。 両省が米国に派遣していた調査団が21日、日本向け食肉処理施設35か所の現地査察を終了し、再開に向けて深刻な影響を与える違反などが見つからなかったためだ。 背景にはいろいろ議論があったがこのエントリではそこは触れない。 国内的にはというべきかネットの風景ではというべきか、米国牛肉への不信は大きいように見受けられる。反面カナダ牛の問題への指摘はあまり見かけない。ニュースはあった。十四日付けCNN”カナダで7例目のBS
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く