就職説明会の会場で企業の人事担当者の話を聞く女性求職者(2020年10月17日撮影、資料写真)。(c)Xinhua News 【3月19日 Xinhua News】中国の求人サイト「BOSS直聘」傘下のBOSS直聘研究院はこのほど、「2021中国職場性別賃金差異報告」を発表し、20年の都市部女性の平均月収は6847元(1元=約17円)で男性の75・9%にとどまり、男女間の賃金格差が拡大したことを明らかにした。給与の高い職場であるほど賃金格差が大きかった。賃金の決定要因は主に職位(73・4%)、職務経験(54・7%)、業界(18・3%)の三つで、引き続き学歴が男女間賃金格差を縮小させる唯一の要因となった。 低学歴層の男女間賃金格差も拡大した。これまでは勤続年数や学歴に応じて賃金格差が広がっていた。だが、昨年は生活関連サービス業や観光業など女性の比率が高い業界がコロナ禍で大きな打撃を受け、こう