僕はことある毎に「今年の相場は1998年の相場を彷彿とさせる」ということを話してきました。 当時、アメリカはドットコム・ブームの真只中。アメリカ経済も好調でした。ドルは堅調で世界の投資資金は「アメリカへ、アメリカへ」と流れていました。 これは今日の状況に似ています。いまアメリカ経済は好調ですし世界の投資資金がアメリカへ集まってきています。 しかし1998年は恐ろしいdisruptionの年でもあったのです。夏にロシアがデフォルトし、いわゆるルーブル危機が起きました。 それとの対比で言えばこんにちそれに相当する新興国の危機はさしずめアルゼンチンとトルコでしょう。 結局、98年はLTCMというヘッジファンドの破たんを見ました。 ただポイントとしてはそれで米国株の相場が終わったのではなく、小型株への投機熱は一層昂ぶったという点です。 こんにちのアメリカ市場でも当時を彷彿とさせるチャラチャラした銘
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