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ブックマーク / 55096962.seesaa.net (12)

  • 人類のタバコ利用開始は1万2千年前か。最古のタバコ利用の痕跡が発見される

    去年のニュースだが拾えていなかったのでメモ。 アメリカ・ユタ州の遺跡から焦げたタバコの種などがまとまって見つかったことで、人類のタバコ利用は1万2~3千年前にはもう始まっていた可能性がある、と示唆されたようだ。 Humans used tobacco 12,300 years ago, new discovery suggests https://www.bbc.com/news/world-us-canada-58884119 元論文 Earliest evidence for human use of tobacco in the Pleistocene Americas https://www.nature.com/articles/s41562-021-01202-9.epdf?sharing_token=mgJd3aq81H96tYaupsl4TdRgN0jAjWel9jnR3Z

    人類のタバコ利用開始は1万2千年前か。最古のタバコ利用の痕跡が発見される
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    neco22b 2022/01/14
  • 沙漠に町を作りましょう。現代エジプトさんの街づくりが完全にシムシティな件

    グーグルマップとかグーグルアースとか便利なものがあるので、最近ははるか遠くの国でも上空から様子を見ることが出来るのです。 街がどんどん作られて風景が変わっていくことを認識できる面白い場所がエジプトにありましてですね…このへん。この黄色つけたあたりね! 近年になって開発されはじめたニュータウンが連なっている場所。 ここを上空から見るとどうなるかというと… こんな感じで、なんかこれシムシティでめっちゃ見たやつではという感じの都市が出現するわけです。 あまりにもきっちり区画分けされ、整然と効率的に並ぶ民家、適宜配置された公園や学校、スーパーなど…さては相当やり込んで100万都市サクサク作れちゃう熟練プレイヤーだな?! これが出来るのは開発対象の土地が何もない沙漠であるエジプトならでは。日だと山が多すぎて、そもそも平地マップがない。家建てるのに山削らないと無理ですし。 拡張している最中の場所は、

    沙漠に町を作りましょう。現代エジプトさんの街づくりが完全にシムシティな件
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    neco22b 2021/11/06
  • 古代エジプトには「我輩は猫である」という名前のファラオ様がいる※ネコ王ではない

    ファラオ・ネコ1世陛下とネコ2世陛下はではありません念のため。 …ただし、他にネコって名前のファラオ様がガチでいるんだよ、というお話。 古代エジプト語で「」という意味の単語はマウ。 を名にした王の名は、ペマウ、英語ではパミ(Pami)陛下である。 https://en.wikipedia.org/wiki/Pami この王が所属するのは第22王朝、ショシェンクという名前のファラオが多いので「ショシェク王朝」と呼ばれたりもする。バステト女神を守護神とするブバスティスが首都で、リビアからの移民が作ったとされるリビア系の王朝だ。ちなみに、よく「ネコって名前の王様がいるww」とネタにされるネコ1世・2世は第26王朝(サイスを首都とするエジプト人王朝)。 [参考] ネコ1世 http://www.moonover.jp/bekkan/chorono/farao_26th_01.htm ネコ2世

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    neco22b 2019/11/10
    ガチ猫王
  • 出オチと呼ばないで! 古代エジプト王、ネコ二世 その華麗なる経歴と、ウケない理由の考察

    古代エジプト王 ネコ二世。 第26王朝の王様で、即位は紀元前610年。 経歴はなかなかすごいのに、その名前の可愛らしさから出オチ扱いされるファラオ様である… http://www.moonover.jp/bekkan/chorono/farao_26th_03.htm この王様がまず勘違いされているところは、名前の「ネコ」の部分。これ勿論、日語でいう「」のことではないです。古代エジプト語読みだとネカウ、ネコ(Necco)はギリシャ語文献基準の読み方なんだな。なのでエジプト資料的にはネカウ・ウェヘムイブラー陛下ですかね。 この王様がやったこと。 ・アッシリアの支配から脱出、逆にバビロニアに攻められてるアッシリアに援軍を出す ・エジプト初の海軍設立 ・スエズ運河構想と着手、ただ通行が出来るほどの水路が完成に至ったかは諸説あり ・船乗りに史上初のアフリカ一周航海をさせ、アフリカが大陸であるこ

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    neco22b 2019/11/10
  • 雨の降らない国エジプトで頻繁に洪水が起きる理由、ようやく把握

    2000年代に入ってから、エジプトではしばしば「降雨による洪水」が発生している。 以前記事にしたこともあるが―― エジプト・アレクサンドリアに大雨→町が水浸しに。実は時々豪雨に見舞われるエジプトさんの話 https://55096962.seesaa.net/article/201510article_26.html これ、日の基準でいうと全然雨降ってないんですよ。 エジプトの中ではそれなりに雨の降るアレクサンドリアでもこんなもん。 https://weather-and-climate.com/average-monthly-Rainfall-Temperature-Sunshine,Alexandria,Egypt しかもこれは1日で降った雨ではない。 洪水のよく起きている冬季の「雨の日」は10日くらいある。10日で50mmの雨なら1回あたりの平均は5mm。そんなもんで道路が水びたし

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    neco22b 2018/02/21
  • ヨーロッパ版ゴッドハンド事件…人類の発展と世界進出に関する論文に纏わる疑惑が盗難事件に発展

    これは久々にやらかした系の論文捏造事件かもしれない。 人類が北ヨーロッパに進出した年代を書き換えようとしていた論文が疑わしいという話から、なんと証拠に使われた骨が盗難品だったことが判明して論文捏造だけじゃなく窃盗事件になってきた。 *一枚目が盗難前、2枚目が盗難後 =================================== 【事件のあらすじ】 既存説では人類(現生人類ではない)が北ヨーロッパに出現するのは50万年前以降で、いたとしてもごく稀で、まとまって定住はしていなかったはず、とされていた。 しかし、100万年前ごろから北ヨーロッパに人類(ホミニン)が進出していたはず、という論文も何か出されていた。内容としては、古い人骨が出てきたわけではなく、人為的に傷つけられた動物の骨が発見されたというもので、「人間が道具を使ってエモノを捕らえていた証拠」とされてきた。それらの論文で骨に

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    neco22b 2018/01/28
  • アクエンアテンは恐怖の独裁者だった? アマルナの都に隠された恐ろしい秘密が明らかに

    アクエンアテンとは、エジプト史上でも最も有名な王の一人。宗教改革を行った「異端の王」として知られ、ツタンカーメンの父か異母兄弟あたりの関係だと考えられている。(※10年ほど前に行われた遺伝子調査では父とされたが、この研究には嫌疑があり結論とは言えない) 従来の主神であるアメン神を否定し、アテンという別の太陽神を崇め始めたまではいいのだが、「元の首都テーベはアメン神の都だからやーめち! アテンのための都作るzee」と言い出して、僻地に新たな都を建設してしまうのである。それが「アマルナ」と呼ばれている都。古代名はアケト・アテン、「アテン神の地平線」という意味である。 そのアマルナの都に隣接する庶民の墓地を発掘してみたら、出てくる骨がどれも異常な死に方をしていたり、拷問を受けた跡があったりで、えっ何これヤバくね? となっているのが、ここ数年の状況である。 <過去にまとめた記事> ●エジプト:アマ

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    neco22b 2017/12/31
  • エジプトのパピルス文書を分析したら、使われてないはずの銅を含むインクが使われてたらしい

    は?? インクの成分分析で年代特定できなくなるじゃんどうすんの??? ってなったんだけど。今までそれほど大きな問題にならなかったのは、たぶんこのあたりの時代のパピルス文書は筆跡(文字の形とか筆の種類とか)で年代特定するのが主な手法だったからなのだろう。だから、インクの成分に新たな知見が加わっても、それほど大きなインパクトは無い、…と思いたい。たぶん。 【元論文】 The nature of ancient Egyptian copper-containing carbon inks is revealed by synchrotron radiation based X-ray microscopy https://www.nature.com/articles/s41598-017-15652-7 ざっくりまとめると、「インクの成分を詳細に分析してみたら、今まで入ってないと思われていた銅

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    neco22b 2017/11/28
  • 「ウル第三王朝」が「第三」なら第一と第二はどこにあるのか探してみた

    探してみたっていうか前から無いなー無いなーってずっと思いながらなんとなく探してた。ええ、結論。ありました。 じゃなくて… 見つからないということが判りました。 第一と第二があると想定して「第三」と呼んでたのに 第二王朝の存在が不明 わりと「あるある」なパターンなんですが、どうしてこうなったのかというと。 ・「シュメール王名表」を元に都市国家ウルの王朝を想定 ・しかし第二の部分は実在したという証拠のある王様が今のところでてきてない ・ウルの場合、確実な歴史記録のあるのは「第三王朝」として知られる王様たちから ・第一の何人かは実在の証拠があるが、第二のあたりの時代はそもそもウルに単独の王がいない 年表だとこういうこと。(出展元「初期メソポタミア史の研究」) 第一王朝のあとはウルクの支配を受け、その後ルガルザゲシ以降はアッカド王朝の支配下に入るので、ここに果たして王朝が入るのかどうか今は微妙なカ

    「ウル第三王朝」が「第三」なら第一と第二はどこにあるのか探してみた
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    neco22b 2017/11/23
    ウル第四王朝は東京の大学にあると聞いた。 https://fox.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1448198534/
  • 古代エジプト人は「近頃の若い者は・・・」と言ったか? 噂の出所を探ってみた

    結論から言うと「んなことどこにも書いてませんけど」になってしまうのだが、そこで終わったらつまんない。何がどうなって誤解が広まってしまったのか、調べられる範囲で検証してみたぞ。 ******************** >今回の発端 Yahooに載ってたこの記事。 「恋愛工学が明かす激動の恋愛市場とは?――非モテ男子の失われた性欲の行方」 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141017-00000511-cakes-life "藤沢 はい、そうだと思っています。ただし、こうした意見を聞くときに、我々は次のような事実をいつも心に留めておく必要があります。約5000年前のエジプトの遺跡から見つかった粘土板でできた書簡に、「最近の若者はけしからん。俺が若い頃は…」という意味の象形文字が書いてあり、それがトルコのアンカラにあるアナトリア博物館に所蔵

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    neco22b 2017/09/23
  • 現代の世の中に「アッシリア人」が存在する件について

    トルコの少数民族のリストの中に「アッッシリア人(Assyrian)」という項目を見つけて「??」となったところから、この話は始まる。実際どのくらいの数が住んでいるのか分からないが、同じくトルコ内での"少数"であるクルド人の居住地に重なるように分布しているという。問題は彼らが古代のアッシリア帝国の末裔であるか否かだ。 アッシリアは、地域としてはメソポタミア(イラク)のバグダットより北の地名である。だいたいそこらへんにかつてアッシリア人の帝国があった。 国としてのアッシリアは紀元前2500年あたりから、紀元前605年まで存在し、その後、新バビロニアに併合される。 ちなみに"アッシリア"という名前は、アッシリアの最高神であった「アッシュル」が由来となっている。 というわけでアッシリアの中心部はイラク北部であったわけだが、帝国最盛期には現在のシリアやトルコあたりまで勢力圏は伸びており、トルコのアナ

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    neco22b 2016/12/23
  • ツタンカーメンの遺伝子解析「ヨーロッパ人に近い!」→実は遺伝子調査キットを売るための戦略?!

    さっきUPしたエントリの続報。 ツタンカーメンの遺伝子解析 https://55096962.seesaa.net/article/201108article_6.html ************************************************ 調べていたら何か面白いものが出てきたぞぉう。 Company Claims to Decode King Tut's DNA By Watching the Discovery Channel http://www.livescience.com/15388-discovery-channel-tutankhamen-dna.html まず調査を行ったスイスの「iGENEA」なる会社は、民間の会社。なので、この説を発表した「スイスの考古学者」とは、ここの会社に雇われてるいわゆる御用学者なんですね。 根拠としているのはディス

    ツタンカーメンの遺伝子解析「ヨーロッパ人に近い!」→実は遺伝子調査キットを売るための戦略?!
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    neco22b 2011/08/07
    日本でも始皇帝の遺伝子と日本人の0.1%が同じルーツとかやったら遺伝子調査キットうれるかな?
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