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ブックマーク / kousyou.cc (7)

  • 「猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理」ジョン・ブラッドショー 著 | Kousyoublog

    ネコって何だよ(哲学)・・・に動物行動学の研究者が最新の研究をふまえてわかりやすくかつ幅広く網羅して解説したネコを知るための決定版的な一冊。キウイフルーツの根がマタタビと同じ効果があることとか、数えきれないほどの発見があって読みながらへぇ~!を連発していた。 書籍版 的感覚: 動物行動学が教えるネコの心理 posted with amazlet at 15.07.27 ジョン ブラッドショー John Bradshaw 早川書房 売り上げランキング: 12,083 Amazon.co.jpで詳細を見る kindle的感覚 動物行動学が教えるネコの心理 posted with amazlet at 15.07.27 早川書房 (2014-12-29) 売り上げランキング: 32,182 Amazon.co.jpで詳細を見る 第一章から第三章まではネコの進化と人間社会におけるネコの歴史

    「猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理」ジョン・ブラッドショー 著 | Kousyoublog
  • 江戸の大食い・大酒飲み大会の記録 | Kousyoublog

    以前、「『居酒屋の誕生: 江戸の呑みだおれ文化』飯野 亮一 著」という記事で紹介したが、居酒屋文化とともに料理文化が芽生えたのも江戸時代のことだった。特に文化化政期(1804~30年)は江戸の料理文化の爛熟期といえる。そんな江戸の文化で興味深いのが大酒大大会の開催である。色々記録が残っていて、これが面白い。 酒合戦という酒の飲み比べは古くは慶安二年(1649)、江戸大塚の酒豪・茨木春朔樽次と武州橘樹郡大師河原村の池上太郎左衛門行種との間で行われたものがあり、これが江戸時代を通じて語り継がれた。 千住酒合戦 1815年(文化十二年)10月21日、日光街道千住宿の中屋六右衛門が自らの還暦を祝って開催した酒合戦は江戸の代表的な文人・大田南畝によって観戦記録が著されている。江戸文化史に名高い千住酒合戦である。参加者それぞれの酒量に応じ、江ノ島盆(五合)、鎌倉盆(七合)、万寿無量盆(一升五

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  • 「ある小さなスズメの記録」クレア・キップス 著/梨木香歩 訳 | Kousyoublog

    しばらく梨木香歩作品を読んでいなかったなと思い彼女の著作を検索していて見つけた。梨木香歩の翻訳って珍しいな、と手にとってみるととても良い一冊だった。 第二次世界大戦中の1940年、英国ロンドン郊外ケント州ブロムリーで暮らす音楽家の女性キップス夫人宅の玄関先に生まれて間もないイエスズメが倒れていた。瀕死のスズメは数日後に快復し、夫人も「彼が自分の力で飛び、かつ料を確保できるようになったら、すぐ外に放してやるつもりだった」が、幸か不幸か、スズメの左足と右翼には生まれついての障碍があり、満足に飛ぶことができない。結局夫人はそのスズメを飼うことにし、夫に先立たれた一人暮らしの夫人とスズメとの十二年に渡る共同生活が始まった。 作は、そのスズメの丁寧な観察記録であり、心温まる人とスズメの交流の物語である。1953年に英国で、続いて米国をはじめ世界各国で出版されベストセラーとなったがこれまで未邦訳

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  • 革命発生の3つの条件~フランス革命の背景まとめ | Kousyoublog

    公開日: 2012/04/03 : 最終更新日:2014/08/21 カテゴリー:ヨーロッパ史, 歴史・宗教 タグ:フランス, フランス革命, 世界史, 欧州, 近世 柴田 三千雄著「フランス革命(岩波現代文庫)」によると、革命の発生条件には以下の三つがあるという(注1)。」1)既存の支配体制の統合力が破綻すること 2)大規模な民衆騒擾、都市や農民の民衆蜂起がおこること 3)新しい政治集団になりうるものが存在すること1)既存の支配体制の統合力が破綻すること(1)アンシァン・レジームの行き詰まり革命以前のフランス「アンシァン・レジーム」の国家構造は「社団国家」と呼ばれる。「社団(コール)」とは都市、農村共同体、貴族、ギルド、教会、高等法院(最高裁判所)など「それ以前の何らかの自決権をもっていた組織や団体が解消されずに、国王によってそれぞれの団体に応じた権利を認可され」(注2)ることで成立し

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    nefou55 2014/09/22
  • ひと夏の秘密の化石発掘体験を美しく描いた自主制作短編アニメ 『木の葉化石の夏』 | Kousyoublog

    【自主制作アニメ】木の葉化石の夏 例によって例のごとくyoutubeで短編アニメを探していて見つけた作品。お父さんの化石標を割ってしまった男の子が偶然出会った少年と沢の奥にある古生層の地形に連れていかれ、化石の発掘をはじめる、というある夏の日の思い出風味な、丁寧に作られた作品。自主製作のアニメーション作品なのに、作画、声優の演技、お話、音楽などなどありとあらゆる面でこのクオリティは脱帽です。2014年のTOHOシネマズ学生映画祭で準グランプリ受賞とのこと。また、公式サイトによると今夏何か展開があるそう。良い作品を見たなーと思いました。 「木の葉化石の夏 Summer of Fossil Leaves」公式サイト まぁ、実際のところ、化石発掘ってほとんどの場合は許可が必要だから、今作のように子供がさくっと入り込んで発掘する、というのはまず不可能だったりするとは思いますけど、そういう現実か

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    nefou55 2014/07/27
  • なぜ崇徳上皇は怨霊になったのか? | Kousyoublog

    保元元年(一一五六)、後白河天皇との対立によって発生した政変「保元の乱」に敗れた崇徳上皇は讃岐国へ配流となる。わずかな女官らとともに極楽浄土への往生だけを願いとして静かな余生を送り、長寛二年(一一六四)、その不遇の生涯を閉じた。「思ひやれ 都はるかに おきつ波 立ちへだてたる こころぼそさを」(風雅和歌集)心細い思いを歌に詠み、失意のうちに亡くなった孤独で無力な元天皇が怨霊となったのは、安元二年(一一七六)年から翌安元三年(一一七七)にかけてのことだという。この頃京都には不穏な空気が蔓延していた。安元二年六月十三日  二条天皇の中宮高松院妹子死去 安元二年七月八日   後白河院の女御で平清盛の義妹建春門院滋子死去 安元二年七月十七日  後白河院の孫、第七十九代天皇であった六条院が十三歳の若さで死去 安元二年八月十九日  近衛天皇の中宮九条院呈子死去 安元三年四月十三日  延暦寺の僧侶による

  • 妖精の語源まとめ、何故16・17世紀英国で妖精が大流行したのか? | Kousyoublog

    公開日: 2012/12/04 : 最終更新日:2014/02/06 カテゴリー:文化 タグ:UK, キリスト教, 中世, 思想, 欧州, 神話伝承, 科学, 言語, 近世 妖精fairyの語源は、定説となっているのはラテン語のfatum(運命)でこれが中世フランス語のfayに転じ、魔術に長けた女性を意味するようになった。このfayが十四世紀に英国に入り、「fayのかける魔法」を意味するfayerieが派生、その後fayerie がfairyになったとされている。Fairyという語の初出は1590年のエドマンド・スペンサー著「妖精の女王」で、フェアリー国の住民をFay、Fee、Fary、Fairy、Elf、Elfinと呼んだ。(井村「妖精学大全」P80)アイルランド、スコットランドではゲール語で「土塚、丘」を原意として「丘に住む人」という意味を持つ「シー」:Sidh、sith、sid、s

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    nefou55 2014/07/24
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