NTTデータは9月6日、5日にクレジットカード決済インフラ「CAFIS(キャフィス)」に障害が発生した原因について、ハードウエア障害によるサーバーダウンだったことを公表した(画面)。5日の午後4時6分ころから午後5時39分までCAFIS経由でのクレジットカード取引に影響が生じた(関連記事:CAFISに障害、全国的にクレカ決済が2時間ほど利用できず)。「障害中は3割の取り引きを処置できなかったり遅延したりした」(NTTデータ広報)という。 障害の直接原因はFEP(フロントエンドプロセッサ)サーバーと呼ぶ、大量の処理を振り分けるサーバーがダウンしたこと。ハードウエアが不安定になり、それをコントロールするミドルウエアも制御しきれず、ダウンしたという。 FEPサーバーは複数台あるが、そのうちの1台がタウンした。SEが状況を把握、判断した上で待機系のサーバーに切り替えて復旧させたという。サーバーが不
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