アップルは米国時間3月27日午前10時より、イリノイ州シカゴにあるレーンテックカレッジ高校でスペシャルイベントを開催した。イベントには世界中のプレスに加えて、全米から300人の教員が招かれ、また実際に学校で授業を行う数多くの先生が登壇し、iPadがある教室内でなにが起きているのか、その最新事情を知ることができるイベントとなった。 その中で最も注目されたのが、低価格版のiPadだ。アップルは329ドルの9.7インチiPadを価格を据え置いて刷新した。 教育市場が危機的な状況に イベントの冒頭でティム・クックCEO(最高経営責任者)は、40周年を迎えたアップルの教育市場への取り組みは、同社にとって非常に重要なマーケットであり、日々、教師や学生から刺激を受けていると語った。 しかし教育マーケットでのアップルの地位が危機的な状況にあることが、今回の教育にフォーカスしたイベントを開催した背景にある。
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