【ワシントン時事】 クリントン米国務長官21日午後、藤崎一郎駐米大使を国務省に呼び、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、鳩山政権が同県名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画の見直しと結論の先送りを決めたことに強い懸念を表明した。 会談は同日朝に急きょ決まったが、この日は大雪のため連邦政府機関は臨時の休日。同長官が各国の駐米大使と個別に会談するのはまれといい、異例ずくめの呼び出しはオバマ政権の日本に対するいら立ちの大きさを表すものだ。席上、クリントン長官は「日米関係を重視する立場から、米政府の考えを改めて伝えたい」と強調。その上で、現行計画に沿って早期の決着を図るよう求めた。 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009122200070 【政治】 鳩山首相 「普天間、しばらく待ってほしいと米国務長官に説明。長官からは『