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ブックマーク / hobab.fc2web.com (2)

  • リポ蛋白(リポプロテイン)

    リポ蛋白 水に不溶性の脂質(エステル型コレステロール、中性脂肪など)は、血液中を、アポ蛋白と結合して、リポ蛋白(lipoprotein)になって、運搬される。 細胞膜成分に必須なコレステロール合成は、主に、肝臓で、HMG-CoA還元酵素により、行われる。肝臓に存在するコレステロールは、20%が事由来(カイロミクロン由来)のコレステロールで、80%が肝臓で生成されたコレステロールと言われる。 LDLは、肝臓で合成されたコレステロールを、末梢組織に供給する。 HDLは、コレステロールを末梢組織から除去し、肝臓に転送する。 リポ蛋白の表層は、親水性のリン脂質、遊離コレステロール(遊離型コレステロール:少ない)、アポ蛋白(apolipoprotein)と呼ばれる蛋白質から構成される。疎水性のトリグリセリド(中性脂肪)とコレステロールエステル(エステル型コレステロール:多い)は、内部の核層に存在す

  • 栄養素の代謝と相互後変換

    栄養素の代謝と相互変換 【ポイント】 糖質(ブドウ糖)は、肝臓で、脂質(トリグリセリド)や蛋白質(アミノ酸)に変換される。 蛋白質(アミノ酸)は、糖質(ブドウ糖)や脂質(脂肪酸)に、変換出来るが、高蛋白は、窒素を尿素に処理する為に、肝臓に負担がかかる。 脂質は、糖質(ブドウ糖)や蛋白質(アミノ酸)には変換出来ないが、脂肪酸分解(β-酸化)で生成されるエネルギー(NADH2やATP)は、肝臓で、糖新生に利用される。脂肪酸分解(β-酸化)により生成されるアセチル-CoAが、TCA回路で代謝(燃焼)される為には、糖質から生成されるオキサロ酢酸が必要(脂肪は、糖の炎によって燃える)。 三大栄養素の、糖質(炭水化物)、蛋白質、脂質につき、体内での主な代謝と、変換の相互関係を、下の図にまとめました。 糖質(グルコース)は、脂肪組織で脂質(脂肪酸、中性脂肪など)に、肝臓でアミノ酸やコレステロールに、変

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