献血時には、献血用の採血をする前に少量の血液を採血し、簡単な検査をすることになっています。 血液比重と血液型です。 比重が基準より小さい場合は貧血の可能性がありますので、献血をすることができません。基準の比重の液体に少量の血液を垂らし、血液が沈殿するか浮上するかで調べます。 血液型を合わせることは輸血の基本です。そのため献血では、あらかじめ抗A抗体や抗B抗体との反応でABO式血液型を調べておきます。 前回、初めての献血でスゴク驚いたことがありました。自分の血液型が親から聞かされていたもの(O型)と違って、AB型だった、ということです。 骨髄移植を行った場合に、血液型がドナーのものに変わることは知っていましたし、それ以外の理由でも変わることがあるということは、知識としては知っていたのですが、それが自分の身に起こるとは思っても見ませんでした。もちろん私は骨髄移植などしたことはなく、献血をするま
ABO式血液型、分泌・非分泌型と蚊の嗜好性について Wood et al.(1972)(当時、イギリスの研究者)は吸血したガンビアハマダラカ(マラリアを媒介する蚊)の腸内の血液を調べたところ、O>B>AB>Aの順であり、ABO式血液型の被験者を好んだと述べており、白井の試験結果は、ヒトスジシマカ(日本で昼間に刺す最も普通の蚊)を用いて、前腕にとまった蚊を調査する方法で同様の結果(O>B>AB>A)を得ており、O型がA型より有意に刺されやすかった。 Wood(1976)(1976年当時、アメリカの研究者)は、ネッタイシマカ(日本にはいない。東南アジアでデング熱を媒介する蚊)を用いた実験で、Oの分泌型は、O非分泌型よりも刺されやすく、A非分泌型はA分泌型より刺されやすいという報告を行った。一方、これに対して、Thorntonら(1976)は、Wood et al.と同じガンビアハマダラカを用い
ある特定の対立遺伝子Aを持つ人は、将来、癌に罹る可能性が高いとしよう。ある人が遺伝子Aを持っているという理由だけで、就職を断られることがあってもよいだろうか?新入社員を採用する際に、遺伝子Aを持っているかどうかを調べることを義務付けている会社があってもよいだろうか?これは、ほとんどの人が、遺伝子差別であり、許容できないと考えるであろう。では、このような遺伝子差別がある社会において、酒の席で「そういや、お前、遺伝子Aは持っているの?」と尋ねることは許容できるか?「私は差別するつもりは毛頭ない」と断った上でなら、遺伝子Aについての雑談を公的な場で発表することは許容できるであろうか? エントリーのタイトルを見たら、私が何を言いたいのか、読者の方々はわかっておられると思う。血液型が性格と強い関連を持つとする仮説は既に否定されているが、よしんば血液型と性格に関連があったとしても、血液型について安易な
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