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ブックマーク / science.srad.jp (38)

  • 気体から固体への状態遷移は「凝華」表記に | スラド サイエンス

    2022年年度の化学教科書からは使用する用語に大きな変化があったそうだ。啓林館の教科書用語の変更を説明した資料によれば、固体から気体に変化する状態遷移を従来と同じく「昇華」、気体から固体に変化することを新たに「凝華」と呼ぶことになったという。従来はどちらも昇華と呼称していた。このほかにも化学式のうちイオンを表す化学式を「イオンの化学式」と呼んだり、これまでは3~11族元素を「遷移元素」として扱っていたが、BeとMgがアルカリ土類金属になったことでこれも3~12族元素に変更されるなどしている。経緯の一部に関しては理系のための備忘録の記事が詳しい(啓林館 教科書用語の変更について[PDF]、難関大に行きたい人へさんのツイート)。 nemui4 曰く、

    nekoluna
    nekoluna 2022/09/13
    2015年くらいから日本化学会が取り組んできたやつ。多少不十分かもしれないな。IUPACでは2族元素全てをアルカリ土類金属としていたので、BeとMgもアルカリ土類金属。これを除くのは日本高校化学のローカルルール。
  • 神経衰弱の最適戦略が解明される | スラド サイエンス

    2022年3月、「神経衰弱における最適戦略の探索」と題する論文が発表された。著者は宇部工業高等専門学校の荒川教授。 メモ化再帰と呼ばれる手法を用い、二人で行う神経衰弱について考えられる全ての局面を網羅的に解析し、勝率を最大化するために最適な行動を求めた。その結果、多くの局面においてこれまでの常識とは異なる行動が最適であることが判明した。それらは以下の3パターンに分けられる。 異なる数字のカードを2枚めくる(パス)2枚目に、1枚目とは異なる数字のカードをあえてめくる同じ数字の2枚のカードの場所を知っているとき、あえて他のカードをめくる 状況に応じてこれらの行動を組み合わせることで、通常の戦略に対して約72%の勝率をあげることが可能である。

    nekoluna
    nekoluna 2022/04/24
    わりと常識なのでは? 相手番で情報与えないために既知のカードめくるの普通にやるよね?
  • EU、来年にも食品添加物としての二酸化チタン使用禁止へ | スラド サイエンス

    若干旧聞だがEU加盟各国は 8 日、品添加物としての二酸化チタン (E171) の使用を 2022 年から禁ずるという欧州委員会 (EC) の提案を承認した (Daily News 08 / 10 / 2021、 Q & A、 SlashGear の記事)。 欧州品安全機関 (EFSA) は EC の要請に応じて E171 の再評価を行い、もはや品添加物として使用した場合に安全とはいえないとの結論を 5 月に発表していた。主なポイントとしては、E171 に含まれる二酸化チタンの 50 % はナノスケール粒子 (100 nm 未満) であり、経口摂取した場合の吸収量は少ないものの体内に蓄積されることや、それによる遺伝毒性の懸念が排除できないことが挙げられている。 加盟各国が承認したことで、年末までに規制案への反対意見が提出されなければ条文が 2022 年の早い時期に発効し、6 か月間の

  • 学術論文出版社による反競争的行為の調査をEU競争総局に求める訴状が提出される | スラド サイエンス

    Elsevierなどの学術論文出版社が反競争的なビジネスを行っているとして、研究者や欧州大学協会(EUA)が相次いでEU競争総局に調査を求める訴状を提出した(TorrentFreak、Jonathan Tennant氏とBjörn Brembs氏の訴状、EUAの訴状PDF)。 10月26日に提出されたJonathan Tennant氏とBjörn Brembs氏による訴状ではElsevierの親会社RELXが対象となっている一方、10月30日に提出されたEUAの訴状ではRELXに加えTaylor & FrancisやWiley-Blackwell、Springer Nature、SAGEも対象となっているが、訴えの趣旨は同様だ。 2件の訴状が指摘している問題点としては、学術論文出版市場が寡占状態にあること、公的な補助金を受けることも多い学術論文で出版社が多額の利益を上げていること、購読契約

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    nekoluna 2018/11/14
  • 国際宇宙ステーションで謎の細菌が見つかる、地球外のものである可能性も | スラド サイエンス

    国際宇宙ステーション(ISS)の外壁で細菌が発見され、これが地球外のものである可能性があることが話題になっている(INDEPENDENT、トカナ、Slashdot)。 トカナの記事では「“未知の生命”が国際宇宙ステーションで採取」「人類とエイリアンが邂逅」などとされているが、実際のところは現時点ではこの細菌が地球外由来のものであるという証拠はないようだ。 この細菌の発見を明らかにしたのはロシアの宇宙飛行士で、ISSモジュールの打ち上げ時にはなかったものだとしている。ただ、超低温や高温に耐えられる細菌は地球上にも存在し、以前にもそういった地球由来の細菌が宇宙ミッションで見つかったことはあるそうだ。現在分析中とのことだが、とりあえずこの細菌には危険性はないように見えるという。

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    nekoluna 2017/12/07
    成層圏までならみつかるけど熱圏か・・
  • 「水と二酸化炭素から炭化水素燃料を効率的に生成する方法」が発表される | スラド サイエンス

    京都大学名誉教授/立命館大学総合理工学院・生命科学部 生物工学科教授の今中忠行教授らの研究グループが、「水と二酸化炭素から炭化水素燃料を効率的に生成する方法」を開発したと発表した(朝日放送・関西ニュースのGoogleキャッシュ、Togetterまとめ、論文)。 論文概要には、「普通の気温と圧力」で「石油」を作ると書かれている。また、朝日放送では「水と石油を混ぜ合せた物質に炭酸ガスを含ませる手法により、水分が減少し、石油の分量が増えた」とも書かれている。

    「水と二酸化炭素から炭化水素燃料を効率的に生成する方法」が発表される | スラド サイエンス
    nekoluna
    nekoluna 2015/10/06
    光触媒による二酸化炭素の還元はメタノールやホルムアルデヒドが報告されてるけど・・ なんで還元されにくい酸素リッチな環境下で炭化水素まで還元されなきゃならんのだ
  • 除草剤の有害性を発表した研究者、メーカーからさまざまな嫌がらせを受ける | スラド サイエンス

    米国で最も使用されている除草剤「アトラジン」がカエルの雌雄同体化を起こすことを発表したバークレー大学のTyrone Hayes教授に対し、このアトラジンを販売するシンジェンタ社が、さまざまな手段で教授への攻撃を行っていたことが話題になっている(slashdot、The New Yorker記事)。 Hayes教授が訴えるところによれば、カンファレンスで講演を行う際に見慣ぬ人につきまとわれたという。その人物は公演中にメモをとったりHayes教授が「まぬけ」だと思われるような質問を浴びせていたという。また、誰かに電子メールを読まれているのではないか、誰かが自分の評判を落とそうと攻撃を仕掛けているのではないかといった心配もあったそうだ。実際、Hayes教授を検索エンジンで検索すると、「Tyrone Hayesは信用できない」といった宣伝バナーが表示されていたという。 さらに、Hayes教授の研究

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    nekoluna 2014/02/14
     再現性とれないし規制当局に相手にされてないのはシンジェンタの陰謀
  • 「海洋エネルギーによる永久機関的発電装置」、研究費のため実現不可能であることを分かって発表? | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2012年06月07日 16時29分 馬鹿と思われようが金が得られれば勝ち? 部門より 先日、神戸大学の教授が永久機関のような構想を発表したことがスラッシュドットでも話題になったが、この続報が共同通信で報じられた。「世界約130カ国に特許申請」とのことだが、これに対し「気で実用化可能と考えて特許を取ろうとしているのではなく、研究資金獲得のアピールの箔付け・根拠として取ろうとしている」という話がある。 教授は潮流発電や海底発電を研究テーマとしており、この構想では潮流発電を使ってポンプを回す電力を得る、ということになっている。潮流発電については実現可能性があるため、教授はこの研究資金を集めるために「新味がある」海底発電を大々的に発表、特許や実用新案を取得しているのではないか、との考察だ。 構想発表時は/.Jで総ツッコミだったが、このような意図が当にあるのならば

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    nekoluna 2012/06/07
  • WHOおよびUNSCEARの調査報告書によると「原発事故で飛散した放射性物質による発ガンはわずか」 | スラド サイエンス

    Natureにそれぞれ別個に掲載された、UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会およびWHO(世界保健機構)による調査報告書によれば、福島第一原発事故により飛散した放射性物質によって被曝して癌を発病する人はわずかであり、また癌を発病したとしても、原発事故に起因すると明確に特定することは難しいだろうとのこと(家/.、Nature記事、WSJ日版記事、朝日新聞記事)。 報告書によると、政府の年間被曝量ガイドラインを超えて被曝した人はいたものの、早い段階で避難勧告が出されたおかげで一般市民の安全は守られたとしている。心配が残るのは、原発事故後の復旧作業に携わった作業員であり、作業員らの発癌リスクは若干上がったとしている。だが先進国では癌を発病する確率がもともと高いため、作業員が将来的に癌を発病したとしても、それを原発事故に直接関連づけることはできないだろうとのこと。 一方で東京

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    nekoluna 2012/05/24
    知ってた
  • 「化学物質恐怖症」が台頭している? | スラド サイエンス

    ピューリッツァーを賞受した科学ライターDeborah Blum氏が、「米国の報道機関は曖昧な化学物質の危険性を煽っている」と主張している。やり玉に挙げられているのは、NewYork Timesの Nicholas Kristof氏だ(PLOS BLOGS、家/.)。 批難されているKristof氏は、過去に「化学物質が我々の体を脅かしている」と主張。また、「毒素が自閉症の原因か?」といった記事も書いている。確かに厳密に調べれば一因として化学物質が原因の可能性もあるが、しかしそれは過剰な意見であり、不条理だとBlum氏は言う。 さらに問題なのが、記事中では「化学物質(Chemicals )」や「毒素(Toxins )」というような曖昧な用語が使われている点だ。これは同じ原子を含んでいるからといって水(H2O)と致死性の高いシアン化水素(HCN)を「化学物質」としてひとくくりにしてしまうよう

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    nekoluna 2012/05/14
  • 長野県の高校入試の数学試験解けますか | スラド サイエンス

    7日に実施された長野県の県内公立高校一般入試で数学の問題が難しすぎたとして、長野県教職員組合が県教育委員会に対して抗議声明を出す事態になっています( 学力検査問題、正答・正答例及び評価基準、 信毎Webの記事、 MSN産経ニュースの記事、 J-CASTニュースの記事)。 数学の試験では試験中から多くの生徒が動揺し、その後の試験にも影響したとのことで、数学の平均点が20点近く下がったという話もあるようです。問1あたりは普通ですが、問2あたりになると系統が変わっているというか、馴染みがない人も多いかもしれません。 みなさん解けますか。

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    nekoluna 2012/03/22
  • 米国の若い女性の間で「喉を鳴らすような話し方」が流行中 | スラド サイエンス

    米国の若い女性の間で最近「喉を鳴らす」話し方がよく聴かれるようになったそうだ(ScienceNOW、家/.)。 通称「vocal fry」と呼ばれるこの声音は、「声門音」と呼ばれるもの。これは4つある声区(ホイッスル、ファルセット、地声、ボーカルフライ)の中で最も低いものにあたり、喉を鳴らして出すような低音を指す(サンプル音声)。 ブリットニー・スピアーズなどポップアーティストらは低い音程を出すために、また「かっこよく」聴こえるようにとこれを歌に組み込んでいるというが、最近の研究で若い女性の話し言葉にもこの音がよく聴かれるようになったという。 18〜25歳の女性における声門音の流行を調べたという米ロングアイランド大学の研究(論文要旨)では、調査対象者の2/3以上の間で音読の際に声門音が確認され、特に分末に顕著に表れることが分かったという。また、今回の研究では発表されていないが、男性よりも

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    nekoluna 2011/12/13
  • 放射線リスク欧州委員会のクリス・バズビー博士、「放射能対策商品」を販売中 | スラド サイエンス

    英アルスター大学の客員教授で、ECRR (欧州放射線リスク委員会) の科学委員長であるクリス・バズビー (Christopher Busby) 博士が、「放射能対策商品」を販売しているそうだ (The Guardian の記事より) 。 たとえば「ミネラルサプリメント」は 1 ボトルで 5,800 円、放射性物質による汚染を調べる尿検査キットは 98,000 円、品検査キットは 108,000 円だそうだ。これら製品はバズビー氏の研究所やCBFCF (Chris Busby Foundation for Children of Fukushima) なる組織が関わっており、4u-Detox というサイトで購入できる。ただし、記事によると「これらのサプリメントは日で販売されているほかのサプリメントよりも非常に高価」だそうで、たとえば似たような成分のサプリメントは 200 錠入りのボトルが

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    nekoluna 2011/12/03
  • 雑誌「クロワッサン」の「放射線によって傷ついた遺伝子は子孫に伝わる」という文言が話題に | スラド サイエンス

    結局微量放射線への被曝の影響なんて現代の科学(含む統計学など)では解析不能な部分で、 「影響がある」とも「影響がない」ともいえないのが真実であり、 それ故LNT仮説なんてものを採用しているわけです。 学術の世界では、既存の常識への反論・異論はしばしば学問の発展につながることもあり尊重されますので 「放射線は微量でもきわめて重大な影響がある」と言おうが 「微量の放射線の影響はほぼなし」と言おうが全くの自由ですが、 それはあくまで学者として主張をする上での前提(現在の科学は誤りを含んでいる)などがあるわけです。 一般人相手に一方的な学者の意見を採り上げるマスメディアなどは故意に流してるとしか思えません。 (当に無知の可能性もわずかながらありますが) 現在では「影響があるか分からない」が正解であり、それ故野放しになっています。 さて、私たちは日常的にDNAに損傷をきたし修復されると行った生活を

  • カフェインのみを栄養源とする新種の細菌 | スラド サイエンス

    アイオワ大学の研究チームがカフェインのみを栄養源とする新種の細菌 Pseudomonas putida CBB5 を発見したそうだ (Scientific American の記事、家 /. 記事より) 。 カフェインは炭素、水素、窒素、そして酸素から成り、この細菌はこれを二酸化炭素とアンモニアに分解するという。この細菌はエスプレッソマシーンから採取されたのかと思いきや、アイオワ大学のキャンパス内の花壇から見つかったとのこと。自然界にはカフェインは多く存在するため、これは特に驚くような場所ではないという。同様にカフェインを栄養とする細菌の存在も当然であり、他の微生物などでも確認されているという。 なお、今回の発見はカフェインを栄養源とするのに関連する酵素や遺伝子を解明しているとのことで、ニューオーリンズで今月行われる American Society for Microbiology に

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    nekoluna 2011/05/27
    リンが無くても生きていけるなんてさすがです / もちろん原文はカフェインのみでなんて言ってませんが
  • 「万人にウケるルックス」よりも「一部の人だけにウケる」ルックスのほうがモテる | スラド サイエンス

    米国の出会い系サイト「OkCupid」が、登録ユーザーの統計データを用いて「どのような女性がモテるか」を統計的に割り出したそうだ (GIZMODO の記事より) 。結論としては「万人にウケるルックス」よりも「一部からはブスだと思われるルックス」のほうがモテる、ということらしい。 GIZMODO の記事では詳細な分析について紹介されているが、女性に対する評価の標準偏差とその女性に送られたメッセージ数との関連を調べたところ、ルックスの評価が割れる傾向にある女性ほどメッセージが多く送られていたという。また「ルックスの評価」から「どれだけモテるのか」を割り出す方程式も算出したそうだ。これは「多少ルックスに難がある女性のほうがなびいてくれそう」という意識も関係あると思われるらしい。 ということで、GIZMODO の記事では「欠点があっても隠さずに見せた方がよい」という結論となっている。

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    nekoluna 2011/01/20
    恋愛市場的には  万人にうける:市場において高値  一部の人にうける:市場において比較的安価 で一部の人にとってはお買い得 なんだと思った
  • ノーベル賞受賞者曰く「DNA は量子テレポーテーションを行える」 | スラド サイエンス

    家 /. 記事「Nobel Prize Winner Says DNA Performs Quantum Teleportation」より。 2008 年のノーベル生理学・医学賞受賞者である Luc Montagnir 氏が、「DNA はそれ自身の“電磁的インプリント”を離れた場所にある細胞や液体に送り込んで、オリジナルのコピーを作ることができる」と主張しているそうだ。これは量子テレポーテーションと等価らしい (論文PDF) 。 TechWorld の記事が多少分かりやすいが、2 つのテストチューブを使用し、片方にはバクテリアの DNA の小さなかけらを、片方には水を入れ、7 Hz の弱い電磁場に置いた。そして 18 時間後にポリメラーゼ連鎖反応を用いて DNA を増幅し、DNA の存在を調べたという。すると不思議なことに、水のみが入ったチューブからも DNA が検出されたということだ。

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    nekoluna 2011/01/17
    コンタミですか
  • ハーバード大医学部、マウスの「若返り」に成功 | スラド サイエンス

    ハーバード大学医学部の研究チームが老いたマウスを「若返らせる」ことに成功したそうだ(guardian.co.uk、家/.)。 研究グループが着目したのは老化に関わっているとされているDNAの末端部分の「テロメア」。テロメアは細胞分裂するたびに短くなっていき、ある一定の長さまで短くなると機能しなくなり、細胞は死亡するか「細胞老化」と呼ばれる状態になるとのこと。 研究ではまず遺伝子操作でテロメアの短縮を司る酵素である「テロメラーゼ」を欠くマウスを作った。テロメラーゼを欠いたマウスは尚早に老化プロセスが始まり、嗅覚の異常や不妊、脳の成長不良、また脾膿や腸の損傷などが認められたという。このマウスにテロメラーゼを活性化させる物質を注射したところ、損傷組織の再生や老化プロセスの逆行が認められたとのこと。また、脳内では新たなニューロンの成長も認められたという。 ただし、このまま人間の「若返り」を実現で

    nekoluna
    nekoluna 2010/12/02
    微妙
  • 街にあふれるプラシーボ効果 | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2010年11月11日 9時57分 CPU も、実は速くなっていない 部門より プラシーボ効果は薬に限ったことではなく、エレベータやオフィス設備、また信号などにも当てはまるそうだ。 Greg Ross 氏のブログ記事よると、1990 年代初めに設置されたエレベータで「閉」ボタンが機能していることはほとんどないという。オーチスエレベータのエンジニアは 2003 年、Wall Street Journal の記事でこの事実を認めているとのこと。同様にオフィスのサーモスタットもダミーであることも多く、そこで働く人々に「制御できる」錯覚を与えることが目的に設置されている。イリノイ州の冷暖房空調設備の専門家 Richard Dawson 氏曰く「そのうち彼らを相手にするのにうんざりして、安いサーモスタットを設置するんだ。すると、もう電話かけてこなくなる」ということらしい。

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    nekoluna 2010/11/11
    実際にコントロールできなくてもコントロール可能だという幻想は安心をもたらすものだから・・ 安全安心な社会の構築なんていってる人にはこれでいいのかもしれん
  • イギリスの川に戻ってきたカワウソ | スラド サイエンス

    絶滅の危機に瀕していたイギリスのカワウソは、奇跡的に数が回復し危機を回避したとのこと (BBC の記事より) 。 1970 年代からイギリスで使用されるようになった殺虫剤により、カワウソが生息する川が汚染され、その数は 30 年間で激減した。だが、殺虫剤に含まれる化学物質の使用が禁止されてからは、カワウソの数は回復し、今ではケント州以外のイギリス各地でその姿を見る事ができるそうだ。あと 20 年で元の数に戻ると予測されている。 このような喜ばしいニュースがもっと増えるといいのだが。

    nekoluna
    nekoluna 2010/10/22
    元記事には30年間で激減とか書いてないし・・30年前の間違いだろ。 80年代はじめには原因となったPCB濃度は減少してカワウソは回復基調です