「現状を見たら、民主党は後悔するんじゃないか」。森田健作知事は13日、アニメやゲームのキャラクター衣装を着て楽しむ日本発の若者文化「コスプレ」が海外で大人気となっているとのニュースに接し、痛感した。 自民党政権時、麻生太郎元首相が主導して、メディア芸術の国際拠点「アニメの殿堂」(通称)整備を計画したが、政権交代を果たした民主党は平成21年の事業仕分けで真っ先に計画を廃止した。 先週まで訪れていたドイツで参加した日本イベントでは、コスプレをしている多くの若者を目の当たりにしたという森田知事。「彼らはアニメを通じて日本に興味を持ったと聞いた。アニメの殿堂は作るべきだった」 千葉県にあれば、観光産業の活性化にも役立つはず。「国が事業を復活させてくれたら」誘致に手を挙げるつもりだ。