教育現場の人手不足が全国的な課題となる中、広島県内でも、35の公立小中学校などで教員が欠員状態にあることが、県教育委員会の調査でわかりました。県教育委員会は、授業への影響について調査することにしています。 こうした中、広島県教育委員会が、市の教育委員会が所管する広島市を除く、県内の公立小中学校などに聞き取り調査を行ったところ、35校で合わせて38人が欠員となっていることがわかりました。 欠員はいずれも非正規の教員で、非常勤講師が12人、臨時採用の教員が26人となっています。 このうち、呉市の吉浦中学校では先月、必要な講師が確保できず、1年生と2年生の4クラス101人が国語と理科の授業が受けられなくなりました。 県教育委員会は、こうしたケースを把握できていなかったため、今後は欠員による授業への影響が生じていないかについても、調査することにしています。 一方、県教育委員会では、欠員が生じる背景
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