たびたび届いた「Omedeto」のメッセージ-2021年10月3日 「そう、僕が彼にあげたモノなんだ」 通信ツール“WhatsApp”での彼とのやり取りを遡ると、この日付にこう記されていた。 この日、フランスのパリロンシャン競馬場では第100回となる凱旋門賞(GⅠ)が行われた。記念すべき回数となった大一番で、日本から遠征したクロノジェネシス(栗東・齋藤崇史厩舎)やディープボンド(栗東・大久保龍志厩舎)を破って真っ先にゴールに飛び込んだのはトルカータータッソ。ドイツからの遠征馬の手綱を取ったのはレネ・ピューヒュレクで、レース後、外したばかりの鞍を彼が誇らしげに高く掲げると、その下に、思わぬ名前が記されていた。 “Filip Minarik” フィリップ・ミナリクのサインだった。 そこで早速、彼に連絡をすると、冒頭の返事が返って来た。聞くと、落馬により引退を余儀なくされた彼が、弟分のように可愛
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