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ブックマーク / president.jp.reuters.com (5)

  • 辞めていく部下の「隠れた本音」 | 職場の人間関係学

    離職の当の理由は、職場への不満であることが少なくない。こうした「隠れた音」を知ることが優秀な社員を繋ぎ留める一助となる。 ジュディス・A・ロス=文 翻訳・ディプロマット 離職する社員はたいてい「より高い報酬」「よりよい機会」を理由に挙げる。ところが、離職の当の理由は、職場への不満であることが少なくない。こうした「隠れた音」を知ることが優秀な社員を繋ぎ留める一助となる。 スーザン・ジェームズが、ある全国誌での仕事を辞めた理由はいくつかある。「昇進の機会が約束とは違っていた。明確な将来の道筋がなかった。自分の意見に耳を傾けてもらえないと感じていた」。直属のマネジャーは彼女との「退職面接」など行おうとはしなかったが、この雑誌社の社長は彼女を昼に連れ出して、なぜ辞めるのかと率直に尋ねた。「私も率直に理由を話した」と彼女は語る。 調査が示すところでは、スーザンが離職した理由はありふれてい

  • モンスター社員続出で右往左往する現場 | 部課長の基本

    一番の問題は相手がお客さまという意識が欠落していること。でも、それは相手が職場の上司や先輩の場合でも同じ。 伊藤博之(ジャーナリスト)=文 宇佐見利明=撮影 昨年4月、保険会社で研修の仕事に携わり始めて5年目の遠藤美子さん(仮名)は、毎年恒例の新入社員の合宿研修を主催者として仕切っていた。いよいよ明日は3泊4日の最終日。新人のお尻を叩きながら、過密なカリキュラムをなんとかこなしてきたこともあって、「これで無事終わりそうだわ」と遠藤さんは一人満足感にひたっていた。しかし、新人男性の発した次の一言で、そのささやかな安らぎは脆くも打ち砕かれてしまう。 「今晩、大学時代の親友のライブがあるので行っていいですか。終電までには必ず戻ってきます。夕方6時以降は講義が組まれていませんよね。僕一人くらい外出したって誰にも迷惑をかけるわけじゃないし、構いませんよね」 遠藤さんは耳を疑った。これまで合宿研修の

  • 池谷裕二が指南!やる気が出る「脳」のだまし方 | 達人のテクニック

    脳は飽きっぽくできています。「三日坊主」に悩む人が多いのも当然です。解決策は「脳をだます」ことでしょう。1つのポイントは「淡蒼球(たんそうきゅう)」という脳部位です。淡蒼球は「やる気」や「気合」など日常生活で大切な基礎パワーを生み出すといわれています。自分の意思で淡蒼球を動かすことはできません。しかし、ご紹介する「4つのスイッチ」を使えば、淡蒼球を起動させることが可能です。 東京大学大学院薬学系研究科准教授 池谷裕二●1970年、静岡県生まれ。98年東京大学大学院薬学系研究科にて、海馬の研究により薬学博士号取得。2002~05年コロンビア大学客員研究員。著書多数。最新刊はイラストレーター・上大岡トメとの共著『のうだま』(幻冬舎)。 1つ目のスイッチはBody(身体)。身体は脳の支配下にあると思われがちですが、当は逆で、カラダが主導権を握っています。進化の過程を思い出してください。脳とカラ

  • 規制改革は本当に正しいか | 実践ビジネススクール

    「ケインズ主義的財政金融政策が無効であり、市場の力に委ねるのが最善の策である」と主張し続けた。 京都大学経済研究所特任教授 佐和隆光 構成=伊藤博之 Friedrich A.von Hayek -フリードリッヒ・A・ハイエク(1899~1992) オーストリアの経済学者。1927年オーストリア景気研究所所長に就任。29年の『貨幣理論と景気循環』で注目される。その後、ロンドン大学、シカゴ大学などの教授を歴任。ロンドン大学時代には、ケインズとの論争を展開する。43年『隷従への道』を出版し、市場経済のなかに社会主義的な精神を持ち込むことが全体主義へつながると主張。74年にノーベル経済学賞を受賞した。 ------------- 小泉改革の精神的な支柱となってきた著名な経済学者が「市場万能主義、新自由主義の行き過ぎは誤りだった」として“懺悔の書”を出版して話題になった。それを見て私は、日の経

  • なぜ、20代高学歴女子は「専業主婦」狙いなのか | その他・必見連載

    父は自営業、母は専業主婦の家庭で育ち、キャリアへのあこがれはゼロである。 「もともと尽くし系なんです。ヘラヘラしたエプロンをかけて『おかえりー』と言うほうにあこがれます」 内閣府の意識調査によると「夫は外で働き、は家庭を守るべきである」という質問で女性の賛成派は20代が60代についで多いという結果が出た。ちなみに、反対派が一番多いのは40代である。 「自分が輝くための仕事すらもういらない、仕事をしなくてもいい男と結婚したい」というのが今の20代なのだ。しかし、リカさんのような高学歴女性ですら、専業主婦志向がそれほど高まっているのはなぜなのだろうか。 リカさんが地方の高校から東京に進学するには、「早慶以上」の大学進学が条件だった。そして、周囲の期待に応えるまま東大にストレート合格してしまった。その後つきあった同級生の彼とすぐに結婚したかったので就職せず、とりあえず大学院に進む。しかし、メー

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