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ブックマーク / roadsidediaries.blogspot.com (2)

  • 大牟田のシャッター商店街にて・・

    先週末、福岡でトークがあり、翌日に有志で福岡珍スポットめぐりというバスツアーを企画してもらいました。爆笑スポットから、おどろきのアート空間まで、いろいろ収穫たっぷりの一日でしたが、夕方に訪れたのが大牟田市の、その名も「年金通り」なる飲み屋街。ネーミングがすべてをあらわしてるというか・・・地味すぎて涙が出てくるような飲み屋街でした。 そのあと散策した大牟田市街は、これぞ「ザ・シャッター商店街」とでも呼びたい、あまりに悲惨な状態で、かつて三井三池炭鉱でものすごく栄えた時代があったとは、やたらに多いスナックやバーの数から想像するしかありません。そのスナック街も、ほとんどシャッター降りたままなんですが・・。大牟田というと引き合いに出されるのが、「2007年フォーブス誌で”世界のもっともきれいな都市トップ25位”に選出された」というエピソード。いったい、フォーブスの記者はどこをどう見てたんでしょうか

    大牟田のシャッター商店街にて・・
  • 晶文社の死

    出版界の不景気話には、もう飽きたって感じですが、あの晶文社が文芸編集部門閉鎖、というニュースにはびっくりというか、唖然としました。僕も以前に『だれも買わないは、だれかが買わなきゃならないんだ』という書評を出してもらったのですが、そのスタッフもみんな辞めてしまうそうです。 植草甚一を知ったのも、いまは『宝島』になっている雑誌『ワンダーランド』や、ブローティガンやディネーセンや、そのほかたくさんの文学作品で、自意識過剰なガキに決定的な影響を与えてくれたのも、ぜんぶ晶文社でした。それがこれからは、(いままでも稼ぎ頭だった)学習参考書や学校案内などに特化して、文芸書はいまある在庫を売り切って終わり、というのです。 こういうのを時代の波とか、不景気のせいにしてしまえばそれまでですが、そんなもんじゃないでしょう! 日にどれだけ、晶文社のおかげで人生に希望を持って、時代を生き延びられた若者たちが

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