かつてWindowsでテキストファイルといえばシフトJIS形式のものが大半だった。しかし最近では、UTF-8形式のテキストファイルも普通に見かけるようになってきた。世の中はUTF-8が主流になりつつあると言っていいだろう。 しかし、WindowsでUTF-8を使うと、ちょっと困ったことがある。それは、エクスプローラーの検索欄などで用いるWindows Searchが、UTF-8にはしっかり対応していないのである。正確に言うと、Windows Searchはファイル先頭に「BOM」のあるUTF-8は認識して正確にインデックス化し、ファイルの全文検索が可能になるが、BOMのないUTF-8では正しくインデックス化できず、ファイルの全文検索はASCIIコードのみ可能で、日本語などの非ASCII文字では全文検索ができない。 同じ内容のテキストをUTF-8、UTF-8 BOM付き、UTF-16ビッグエ
![BOMなしUTF-8によってWindowsでもたらされる困惑 (1/2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3651536162c5d2f29c2755d7ce674aa532eb4cd3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2021%2F06%2F12%2F3214099%2Fl%2Fbcf2d511b2c62ccf.png%3F20200122)