魚介類に寄生虫が寄生しているのはごく一般的な ことで、その中には人体に健康被害を引きおこす種 も含まれている。一方、私たち日本人は魚介類を生 食する習慣をもっており、これらの寄生虫による被 害を受けやすい。しかし、魚介類由来の人体有害寄 生虫の種類はごく限られており、幸いなことに冷凍 により死滅する。そのため、これらの寄生虫につい て、その由来や対処法に関する十分な知識をもつこ とにより、これらに起因する寄生虫症を予防するこ とができる。そこで、我が国において問題となる主 要な魚介類由来有害寄生虫についてここに簡単にま とめた。 有害寄生虫の種類 アニサキス症 (原因) アニサキス科線虫 (Anisakisu simplex, Pseudoterranova decipiens) (生活史および感染経路) クジラ等の海産ほ乳類の 消化管に寄生する虫体から虫卵が産み出され、オキ アミ等の海産
「アカマンボウ」という魚がいる。マンボウと名は付くが、あののんびりしたマンボウとは縁の遠い、むしろリュウグウノツカイに近縁な深海魚である。 そしてこのアカマンボウ、マグロの代用品として回転寿司などで利用されることがあるという噂がまことしやかに囁かれている。深海魚がマグロ!?アカマンボウは本当にそんな代役を務めうる魚なのだろうか。一尾丸ごと買って検証してみた。
八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産には1年を通してマイワシの入荷をみる。豊漁期を迎えているようで、1年で味の落ちる時季は短いようである。 4月後半からほんの数日前までいいな、と思えるマイワシがなかった。 それが6月も後半になってやっと北海道根室産がやってきた。触ったらここ数ヶ月のものとは別物であった。 やっと来た来たピンのマイワシ、だ。 都心に出る日だったので、味見用に2尾だけ買ってくる。 帰宅して下ろしたら明らかに刺身が最善だと思ったが、本日中に食べられる可能性がない。 時間がないので計測だけして頭部を落とし、生殖巣をチェックする。 白子も真子もないのを確認して振り塩をする。 これを冷蔵庫で寝かせる。 都心に出たのに食事も摂らないで帰ってきた。 切ないねーと思いながら複雑な話(あくまでも仕事上の)だったので疲れ果てた。 シャワーを浴びてふて寝する。
活け越し脱血神経〆魚介等を原料に、最新の凍結技術CASを操る、世界的に注目されるユニークな産直サイト! これまで経験したことのない鮮度を、旨味を、利便性を、世界三大漁場・いわて三陸海岸から直送します。 鮮度にこだわり、産地直送を行って来た三陸とれたて市場は、震災後、多くの課題に直面しました。 それは、被災したインフラの復旧だけに留まらず、そもそも震災前より取り組んできた鮮魚・活魚の産地直送モデルは、果たしてお客様の役に立てていたのだろうかという、原点にまで遡りました。 どうせ立ち上げ直すのであれば、生産者とお客様の、両者の幸せを実現する事こそを、自らの仕事としていきたい。 三陸の幸をもっと便利に、更に高品質に。 漁業者と連携した海の中からの品質創りが、最新の凍結技術CASも活用して、世界に向けて三陸からスタートしました。
見るだけで、食べたくてもじもじする魚がいくつかあるが、オアカムロもそのひとつだ。しかもこの日、小田原にあった固体は体長35cm・500gの大型である。 競りが終わってそーっとのぞいてみたら、ヤオマサの緑の紙が浮かんでいた。 脱兎の如く、ヤオマサのナイトウさんを探す。 ボクなどこれだけで体重1㎏減だから、結果よしだったかも知れぬ。 帰宅して下ろしながら中骨下の腎臓をこしこししただけで、脂の乗りが伝わってくる。 帰宅後一休みし、逢魔が時に刺身にする。 皮を引くと表面が滲んでくる。 脂が室温で溶け出しているのだ。 一切れ、味見しただけで天にものぼる思いが募る。 やはりボクはムロアジ属が好きだけど、とりわけオアカムロが好きかも。 ただし、ムロアジが揚がり始めると同じ事を書きそうだが、ご容赦を。 さて、一切れの味のインパクトが強いので、久しぶりに本物ビールをあける。 カツオの刺身が日本酒よりもビール
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