参加者が複数チームに分かれるなどして、ソフトウエアやWebサービスを集中的に開発するイベント「ハッカソン」が盛んだ。 このほど、取材を兼ねてハッカソンに参加する貴重な機会に恵まれた(写真1)。米航空宇宙局(NASA)の主催で世界規模で開かれている「International Space App Challenge(ISAC)」の東京大会である(大会公式サイト)。 本記事を執筆した記者には実践的なプログラミング・スキルがほぼない。無謀な参加かとも感じたが、以前から個人的な興味を抱いていたこともあり、思い切って参加した。活用できるデータ探しと整理・加工を担う「データマン」に徹し、限定的ながらチームで一定の役割はこなせた、と自負している。設定したテーマやアイデア、そして何よりチーム編成にも恵まれたのか、記者の参加チームが披露したアプリケーションは審査で第1位に選ばれ、世界大会に進出する栄誉に浴し
