POPなポイントを3行で KAI-YOU.netメルマガコラム特別編! KAI-YOU Premium編集長・新見描きおろし 米津玄師と東浩紀と三島由紀夫を結ぶ1本の線 先日わりとガチでとんでもない発見をした。ノーベル賞くれって思ったけど、きっと100人いたら99人にとってはどうでもいい発見だ。 新曲「Pale Blue」制作の裏側を、恒例のYouTubeラジオで米津玄師が話していた。 離婚から始まる恋を描く『リコカツ』の主題歌として描き下ろされたこの楽曲。 「今までの人生の中で一番つくるのが大変だった」と米津が語るのは、「恋愛とは何だ?」という自問のドツボにハマってしまったからだという。 それで米津が導き出した解は、「失恋こそが恋愛において本質的なものなんじゃないか?」というものだった。それはいわゆる「さよならだけが人生だ」的な意味では全然ない。 「ひとたび恋愛の対象となる人間と出会って