横浜市が、旧横浜生糸検査所附属生糸絹物専用倉庫(通称「旧帝蚕倉庫」、横浜市中区北仲通5)を歴史的景観の保全を図る「歴史的建造物」に認定した。 高さ200メートルの超高層ビルが建つ北仲通北地区再開発完成イメージ 旧帝蚕倉庫は、関東大震災後の1926年に建てられた、建築家・遠藤於菟(おと)さんの晩年の大作と言われる建築群の一つで、もともと4棟あった。現存する1棟は、地上3階、地下1階建ての近代建築で、生糸などの保管に使用されていた。今後いったん解体し、隣の棟があった位置に、部材を活用した忠実な復元を予定している。内部は歴史性を生かした文化施設などとしての利用を検討しているという。 横浜市認定歴史的建造物は、「歴史を生かしたまちづくり要綱」の規定により、歴史的建造物登録台帳に登録された建物のうち、専門家による調査で特に価値があると判断されたもの、要綱により設置された「歴史的景観保全委員」の意見を
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