2013年12月3日、ウィルコムとイー・アクセスが、2014年4月1日に合併することで基本合意したと発表した。共にソフトバンク傘下となった両者が合併に至る経緯を振り返るとともに、ソフトバンクが両者の合併で何を狙おうとしているのかを考えてみよう。 ソフトバンク傘下となったウィルコムとイー・アクセス KDDIから独立したウィルコム、そして「イー・モバイル」ブランドで携帯電話事業を展開するイー・アクセスは、共にかつては独立系の通信事業者としてライバル関係にあった。だが市場環境の変化により、両社を取り巻く状況は大きく変化することとなる。 最初に動きがあったのはウィルコムだ。ウィルコムはリーマン・ショックなどの影響により資金調達が困難となり、2010年2月に会社更生法を申請して経営破たん。その後、ソフトバンクが支援に乗り出し、まずウィルコムのBWA(広帯域移動無線アクセスシステム)事業を新会社のWi
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