2009年8月の衆議院選挙で民主党が圧勝してから半月が経ちました。まだ政権が発足したばかりですので、株式市場の反応は、実績を反映したものではなく、単なる期待感でしかありませんが、ちょっと気になる兆候が出ています。 下のグラフは、衆院選挙直前の週末8月28日終値〜9月16日終値までの過去半月の各国主要株価指数の変化率の比較。 (米国はS&P500種指数、日本は東証株価指数、その他各国の代表的株価指数を基に算出) 米国: +3.87% 英国: +4.38% ドイツ: +3.32% フランス: +3.27% 豪州: +3.49% 中国: +4.86% インド: +4.74% 韓国: +4.69% 日本: −3.91% 大変残念ながら、世界的に先進国も新興国も軒並み株価が上昇しているなかで、日本の株式市場だけが下落しています。上昇率が劣るだけならまだしも、日本の株価だけが違う方向に動いています。こ